今年の夏に紹介したバイク漫画「グッバイエバーグリーン」。少女のリアルなバイクライフを描いた夢のある物語に多くの注目が集まりました。

今回紹介するのも同じ作者「せきはん氏」が描いたもの。グッバイエバーグリーンの原点となった作品です。

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既にバイクに乗っている人には改めて教えてくれる、乗っていない人にはバイクライフをリアルに感じさせてくれる、そんなバイク漫画です!

物語の主人公は元レディースのヤンチャな少女。しかしある日突然親友を亡くし、絶望の淵に立たされてしまいます。

「もう何もかもがいやだ」──そんな彼女を救ったのは突然現れたバイクの妖精ならぬ、謎の革ジャン男

男が経営する小さなバイク屋で働くことになった少女が奇妙な優しいバイク乗りたちと、不器用だけど自分なりに前へ進んでいく物語です。

筆者も早速読んでみましたが、試し読みするつもりがあっという間に読破。時を忘れて恋ヶ窪ワールドに飲み込まれてしまいました…

この漫画、出てくるキャラクターがそれぞれ等身大だから親近感が湧くんです!

例えばゴリッゴリのイケメンがキラッキラの美少女を救う物語だったら異世界の物語として感じます。しかし、恋ヶ窪ワークスに出てくるキャラクターってそれぞれに個性があって、自分なりの人生や考え方があって、飛び抜けてイケメン・美少女でもない…。

そこがまたリアルだし、読んでて面白いところなんです。描いてる側も楽しんで描いてる様子が伝わってきます。

実はこの作品、10年以上前に「ミスターバイク」で連載されていたもの。8年前に二冊本として刊行されていましたが、今となっては入手困難なプレミアものになっていました。しかし、是非読みたい!という多くの声から今回刊行することになったのだとか。

10年以上前なので「あれ?これガラケーじゃん!」など、違和感があるところもありますがそこもまた一つの魅力です。

「グッバイエバーグリーン」に出てくるバイクもかなりマニアックでしたが、恋ヶ窪ワークスもかなりマニアック!

謎の革ジャン男の愛車は「Honda CB900F」。しかも作中には「Honda RS1000」も登場!

少女の愛車はバチバチにカスタムされた「Honda CD90」。ほかにも「あっこれRZRにTZのシートカウルつけてる…」「これFXじゃない?」とライダーの目を引きつけるようなバイクが背景に描かれています。

少女の等身大バイクライフスタイルを面白おかしく、だけどリアルに描く「恋ヶ窪ワークス」。笑いあり、涙あり、納得ありの名作です。12月12日と先日発売されたばかり!

現ライダーの方も、バイクってどういうものなのか知りたい方にもおすすめできる作品です!

[作品概要]

書名:恋ヶ窪★ワークス 上
著者:せきはん(大森しんや)
発売日:2016年12月12日
発行:アース・スターエンターテイメント
発売:泰文堂(東京)
判型・価格:B6判272ページ・700円+税

(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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これがバイクって乗り物だ!改めてバイクを教えてくれる漫画「恋ヶ窪ワークス」(http://clicccar.com/2016/12/18/425722/)