中国内モンゴル出身の写真家、林達牧村が、ラジオ局のアナウンサーを被写体とする作品を発表した。

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中国のラジオ局で音楽番組のパーソナリティを務めるアナウンサーたちが、伝統的な衣装を身にまとってポーズを決めている。撮影したのは内モンゴル出身の写真家、林達牧村(リンダームーツン)だ。

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来年のプロモーション用として撮られたこれら作品に登場しているのは、江蘇省揚州市のラジオ局に在籍するアナウンサーたち。「静待花開」というタイトルを付けた林達牧村は「ラジオ局のアナウンサーは声と韻律、知識が一体化した職業。その特性を表現するために撮影では文化的な要素にこだわった」と話し、具体例として伝統衣装と年代を感じさせる髪形、背景に植物の絵と書を用いた点を挙げる。レトロな雰囲気を際立たせるため、全体をセピア色でまとめたことも彼のこだわりの1つだ。「花は咲き、そしてしぼむ。積み重なっていくのは時間がもたらす記憶。ラジオから流れる音で胸が高鳴った時の記憶を振り返ってほしい」と彼は語った。(編集/野谷)

●林達牧村(リンダームーツン)
中国内モンゴル自治区出身の「80後(1980年代生まれ)」。瀋陽市芸術学校、北京電影学院を卒業し、南京電視台、ウエディングフォト会社の芸術総監などを務めた。旅と文学、旅行を愛するカメラマン。