登壇した菅田将暉(左)

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 古屋兎丸氏の人気コミックを菅田将暉主演で実写映画化する「帝一の國」のトークショーが12月18日、千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2017」で行われ、菅田と古谷氏に加え、原作漫画の担当編者者・小菅隼太郎氏が登壇した。「全作品読んでいます」と明かすほど古谷氏の大ファンでもあった菅田は、「原作漫画は芸術的すぎてショックを受けたんです。漫画って枠を超えている」と念願の企画への参加に喜びの声をあげていた。

 2010年から漫画雑誌「ジャンプSQ」(集英社刊)で連載した同名漫画を原作に、「世界から猫が消えたなら」の永井聡監督のメガホンで映画化。生徒会長を務めた者は将来の内閣入りが約束されている名門・海帝高校を舞台に、「自分の国をつくる」という野望を持つ赤場帝一(菅田)が、激戦必至の生徒会選挙に挑む姿を描く。小菅氏が「古屋先生の真骨頂が感じられる作品」と評す一方、実写映画化について問われた古屋氏は「舞台化もされていますが、違う形の帝一の姿が見れるはず」とアピールした。

 原作の魅力を「必死感」と説明する菅田はこの日、撮影3日目を終えたところ。帝一の父親役に扮する吉田鋼太郎との共演シーンを撮り終えたらしく「もう声が枯れています。演劇に1カ月取り組んでも枯れなかったんですけどね」とかなりの熱量で撮影に臨んでいることを告白した。古屋氏にとっても菅田のキャスティングはベストだったようで「見た目も存在感もそっくり。しかも、菅田さんが普段着ている服、帝一の私服と似ているんですよ」と裏話も披露した。

 撮影現場の雰囲気に関して質問された菅田は「辛いなって感じはありませんよ。撮影に時間のかかるギミックが多い現場。撮り終えた映像がめちゃくちゃかっこいいんです」と回答。野村周平、間宮祥太朗、竹内涼真といった同世代の俳優が結集していることについて「周平と祥太朗は学生の頃から知っていて、帝一や同級生たちのように戦ってきた仲間みたい」と嬉しそうに話し「加えて初共演の竹内涼真くんもいて、すごく新鮮な感じ」と語っていた。

 原作屈指の名場面でもあるフンドシ姿で太鼓を叩くシーンの撮影を控える菅田は「命懸けでやりたい」と意欲十分。さらに「幼少期に習っていたピアノも演技のために特訓中です」と明かすと、古屋氏は「本当に体を張ってやってくれているので嬉しい限りです」と菅田の演技を絶賛していた。

 「帝一の國」は、17年4月29日から全国で順次公開。