アニメや漫画は日本が世界に誇る文化の1つだ。日本ではアニメの登場キャラクターのステッカーなどで飾った車は「痛車」と呼ばれるが、この「痛車」文化が中国でも流行の兆しを見せているという。(イメージ写真提供:(C)caesarzjh/123RF.COM)

写真拡大

 アニメや漫画は日本が世界に誇る文化の1つだ。日本ではアニメの登場キャラクターのステッカーなどで飾った車は「痛車」と呼ばれるが、この「痛車」文化が中国でも流行の兆しを見せているという。

 中国メディアの今日頭条は15日、「痛車」文化について「日本の独特の自動車文化」であり、愛車を通じて個性を表現していると中国の読者に向けて紹介すると同時に、なぜ日本の痛車文化が中国で流行しつつあるのかと疑問を投げかけた。

 記事は、中国国内で行われた調査の結果として、中国国内で自動車を所有している人を年代別に見た場合、1980年代生まれおよび90年代生まれの中国人が全体の70%を占めたことを伝え、この年代が中国自動車市場におけるボリュームゾーンであることを紹介。

 こうした年代の中国人消費者は「純粋に運転を楽しむ」ことも重視する傾向にあると伝え、自動車の改造を行ったり、個性を表現するために車をオリジナルの色に塗装したりすると紹介。また、こうした中国人のうち、主に90年代生まれでアニメ好きの消費者が、愛車を「痛車」仕様にすることで個性を表現していると伝えた。

 続けて記事は、中国で痛車にする場合、日本と同じようにステッカーを貼るケースが多く、費用はすべて含めても2000-3000元ほどで済むと指摘し、数万元から数十万元の自動車を購入できる消費者にとって、自分が好きなアニメキャラクターのステッカーを車に貼るコストなど微々たるものだと論じた。

 また、中国では1995年以降に生まれた若い世代を中心にコスプレ文化も流行していることを指摘。コスプレ文化も日本のサブカルチャーの1つだが、中国でコスプレに熱中している若い世代が将来的に自動車市場のボリュームゾーンになれば、同じ日本のサブカルチャーつながりで痛車文化はさらに広まる可能性があると伝え、「痛車文化を理解できない多くの中国人を尻目に、痛車は将来的に中国の自動車文化の1つになるかも知れない」と伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)caesarzjh/123RF.COM)