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トライベック・ストラテジーおよびトライベック・ブランド戦略研究所は、2016年の国内主要企業に対するWebユーザビリティに関するランキングを発表した。

今回の調査は、「総合電機・エレクトロニクス」、「精密機器・電子部品」、「IT・情報通信」、「機械・部品メーカー」、「自動車・自動二輪」、「医薬品」、「化学・繊維」、「鉄鋼・金属・材料」、「銀行・クレジットカード」、「証券・その他金融」、「商社・流通」、「食品・飲料・生活用品」、「建設・不動産・住宅」、「鉄道・運輸」、「電力・ガス・エネルギー」の15業界、主要企業150サイトを対象に、「A.アクセス性」、「B.サイト全体の明快性」、「C.ナビゲーションの使いやすさ」、「D.コンテンツの適切性」、「E.ヘルプ・安全性」の5評価軸、全98項目について、トライベック・ブランド戦略研究所のユーザビリティ診断プログラムにより調査を実施。調査期間は2016年8月中旬から10月中旬としている。

同プログラミングは、評価内容や配点ウェイトといった評価基準を技術トレンドやユーザー環境の変化に応じて毎年見直しており、2016年は「ブランドイメージの一貫性(ブランド・コンシステンシー)」、「カスタマージャーニー設計の考え方」、「自社コンテンツ資産の活用」の3点を重視して評価基準の改定を実施したという。

その結果、ランキング1位は3年連続で「KDDI」が獲得したという。評価ポイントとしては、三太郎シリーズをはじめとしたマス広告の表現がWebサイト上でも展開されており、TVやWebサイトといったチャネルに関わらず一貫したブランドイメージが発信できている点が挙げられるほか、、サイトに来訪したユーザーをファン化し、商品・サービスを理解させ、導入検討や問い合わせの行動へ至るまでのカスタマージャーニーが、充実したコンテンツの活用によりサイト上で実現されている点が評価されたとしている。

また、2位は昨年同様「au」だが、3位には昨年44位から一気にランクアップを果たした「サントリー」がランクイン。全面リニューアルを実施し、ユーザーの興味や関心の高いレシピやエンターテイメントコンテンツの豊富さと高いユーザビリティの両立などが評価されたという。

なお、今回の調査においてトライベックでは、ランキング上位企業に共通して見られたのが、情報構造やナビゲーションといった基本的なWebサイトの使い勝手の良さを実現しているだけでなく、自社で培ったノウハウや商品の魅力・企業ブランドなどの無形の資産をWebコンテンツとして可視化し、ユーザーに対して有益な情報として発信している点を挙げており、今後、さらに信頼できる情報を求めるユーザーにとって、企業が公式に運営するオウンドメディアとしての企業Webサイトの重要性が高くなっていくとの見方を示している。