「─WHO I AM」の試写会に登場した国枝慎吾選手の手には、リオパラリンピックのダブルスで獲得した銅メダルが光る

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WOWOW開局25周年記念「IPC×WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」が、12月17日(土)夜9時からの放送で今シーズンの最終回を迎える。

【写真を見る】国枝慎吾選手は「全豪オープンは出場できなくなってしまいましたが、全米オープンまでにはいい状態に持っていきたい」と話す

同番組は、WOWOWと国際パラリンピック委員会が共同で立ち上げた大型ドキュメンタリーシリーズ。10月から始まった今シーズンのトリを、車いすテニスの国枝慎吾選手が飾る。

都内で行われた試写会に登場した国枝選手は、本編上映後にトークショーを行い「僕のキャリアの詰まった作品になっている」と話した。

国枝選手の功績は枚挙にいとまがない。パラリンピックでのダブルス金メダル、前人未到のシングルス2連覇。アジア人初の世界ランク1位に加え、同競技史上初の年間グランドスラム、シングルス連勝記録107など。だが、'16年はひじのけがにより、苦難のシーズンとなった。

国枝選手が番組出演のオファーを受けたのは、ちょうど1年ほど前のこと。「ひじを痛めた時期だったのでなかなか厳しいなとも思いましたけど、こうして追い掛けていただくのは光栄なことですし、テニスの資料を豊富に持っているWOWOWさんならいい番組にしてもらえるのではと思って」と、密着取材を承諾した心境を語った。

番組では“絶対王者”として不動の地位を築いた国枝選手が、けがに立ち向かい、シングルス3連覇を懸けて挑んだリオパラリンピックまでの姿を中心に描いている。

だが、結果はストレート負けによるまさかの準々決勝敗退。ダブルスでは銅メダルを獲得したものの、その後痛みが再発し、今もけがとの戦いは続いている。

今後のビジョンについて、「全豪オープンは出場できなくなってしまいましたが、全米オープンまでにはいい状態に持っていきたい」と話す国枝選手。「これから新しいスタートを切るに当たって、メンタル面など考えていかなくては。ただ、万全であれば自分はまだ相当いけるはずなので」と力強い言葉で、復帰への決意と自信を表した。

なお、'17年1月3日(火)夜1時30分から翌朝9時30分まで、同局にて「─WHO I AM」今シーズン全8回の一挙放送も行われる。