歌舞伎はあくまで“遊び”。「観劇」なんて肩肘を張らず、「見物」するもので、21時頃から始まるようなレイトショーがあるといい──という意見で一致しました

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成毛 今回が連載の最終回なので、前向きな話をして終わりましょう。おくださんは、これからの歌舞伎にどんなことを期待していますか?

おくだ まず、第11回でお話ししたようにかっこいい隠居名を名乗り、親子2代、3代で舞台に立つ役者さんが増えるといいなと思っています。それからもうひとつは、レイトショーをやってほしいと期待しています。

成毛 レイトショーですか。

おくだ 歌舞伎座の夜の部は16時30分からですが、ライブハウスもセカンドステージはかなり遅くに始まりますし、21時ごろ始まって、終電に間に合うように終わる回があってもいいように思います。

成毛 若手の役者さんや研修生に開かれた場となってもいいですね。

おくだ レイトショーを見て、それで「遅くまで遊んでしまった…」と少し後ろめたいような、多少の罪悪感を持って帰るのがいいと思うんです。

成毛 いいですねえ。

おくだ 夏などは、ぜひ深夜に怪談物を見たいです。

成毛 実にいい。場所は歌舞伎座に限定しなくてもいいかもしれませんね。

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