「曇天に笑う」に出演した宮下かな子 (C)映画「曇天に笑う」製作委員会

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 新進女優の宮下かな子が、福士蒼汰と本広克行監督がタッグを組んだ「曇天に笑う」に出演し、町娘の蘭に扮していることが明らかになった。

 内野聖陽の主演作「罪の余白」(2015)へのエキストラ出演がきっかけでスカウトされ、本格的なデビューを果たした宮下。本広監督との出会いは、平田オリザ氏の戯曲を演出した舞台「転校生」だ。約70倍の倍率を勝ち抜き、同年代の女優陣と叱咤激励し合いながら全公演を走破。本広監督が演出を担当した香取慎吾主演ドラマ「ストレンジャー〜バケモノが事件を暴く〜」にも出演しており、今回で3度目の抜てきとなる。

 宮下が今作で演じたのは、映画オリジナルのキャラクターである町娘の蘭。「原作にはない役どころだったのですが、(福士・中山優馬・若山耀人演じる3兄弟が暮らす)曇家にも出入りするという設定で、大きな刺激を受けました。赤い素敵なお着物を着させていただきましたしね」。宮下が参加していた撮影は1週間と決して長い期間ではないが、数少ない女性キャストということもあり、現場の雰囲気は華やいだものになったようだ。

 それでも、浮かれたところは一切なく先を見据えている。「自分でも大きく変わっている実感はあります」としながらも、「来年は大学4年になるのですが、(卒業年次である)その次の年に羽ばたけるようにしっかりと準備をしておきたいんです。『曇天に笑う』は18年2月公開じゃないですか。良い目標というか、その時までにちょっとでも進化していられるように頑張りたいんです」と胸中を明かす。

 将来の目標は、「朝ドラのヒロインになること!」だといい、「わたし、顔が昭和的だとよく言われるので(笑)」と穏やかな笑みを浮かべる。時代劇に初挑戦したことで新たな気付きを得たようで、「所作を指導して頂いたのですが、すごく難しかった。だから日本舞踊を習おうと思って、見学に行ったりもしています」と意欲をみなぎらせていた。

 映画は明治初頭を舞台に、人々に災いをもたらす大蛇(オロチ)の力を封印するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇天三兄弟、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊ヤマイヌ、オロチの力を悪用しようと目論む忍者集団・風魔一族による、三つ巴の戦いを描く。福士、中山、若山のほか、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、池田純矢、加治将樹らイケメン俳優陣が結集している話題作だ。