14日、中国湖北省宜昌市でこのほど、ギャンブルにおぼれた父親(27)が実の子を60万円で他人に売るという事件が起きた。資料写真。

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2016年12月14日、澎湃新聞によると、中国湖北省宜昌市でこのほど、ギャンブルにおぼれた父親(27)が実の子を3万5000元(約60万円)で他人に売るという事件が起きた。賭け事をするための金が欲しかったという。

2度の離婚経験がある男は母親の違う息子2人(3歳と1歳半)を引き取ったものの、子の面倒は親に任せきりにしていた。その間、自身はギャンブルに熱中。しかし、11月中旬、「下の子を母親に会わせる」と言って1歳半の子を連れ出し、祖父母が事の真相に気付いたのは半月以上たった後のことだった。男の子の母親が姿を見せたことがきっかけで、男は警察官に対して「他人に売った」と供述。収入源を持たない男はネットで養子関連の情報を探し、仲介人を通して同省襄陽市のある夫婦に売っていたことが明らかになった。

男はすでに刑事拘留処分を受けており、当局は関与した人物に対する調査を進めている。売られた男の子は今月上旬に無事見つけ出され、すぐに祖父母らと対面。男は「裕福な家庭で育てられた方が息子のためになると思った」と話しており、「下の子を売ることに成功したら、次は上の子も売ろうと考えていた」と明かしている。なお、男は手に入れた3万5000元を半月で使い切っていた。(翻訳・編集/野谷)