公開初日を盛大に祝う『スター・ウォーズ』ファンたち

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 映画『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が16日の午前0時から公開。初回上映を観終わったファンたちからは、満足から不満まで、さまざまな声が相次いだ。

 本作は1977年に公開されたシリーズの原点『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』へとつながるシリーズ初のサイドストーリー。『エピソードIV』で描かれた帝国軍の究極兵器デス・スター破壊の要となった、設計図奪取の作戦に挑んだチーム“ローグ・ワン”の活躍を描いている。

 そんな本作について、Xウイングパイロットの衣装に身を固めた30代の男性は、「これ以上ないくらい感動しました。『エピソードIV』が一番好きですが、その次くらいに位置してもいいと思っています。キャラクターがすごく良く描かれていて、感情移入ができた」と絶賛。長らくシリーズの新作が公開されていなかった時期にファンになったといい、大勢の人でごった返す劇場ロビーを見渡しながら「あのころは一人で盛り上がっていたけど、今はこんな状況になって。すごく楽しいです」と笑みを浮かべた。

 また、20代前半から後半の男性グループの一人は、「こんなの好きじゃん! と。やっぱり最高でした! 完璧に『エピソードIV』につながった」と満面の笑み。もう一人の男性は目を潤ませながら「こんな泣かされるとは思わなかった。みんなの知らなかった物語が、みんなの知っている物語の基礎になっていたということが、こんなに勇ましくカッコよく思えるなんて」と大感激。さらに「自分はやっぱり、『エピソードIV』が本当に好きなんだなっていう気持ちを思い出させてくれて涙が出た。すぐに『エピソードIV』が観たいです」と大盛り上がりだった。

 さらに「初代の次くらいに面白い。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を余裕で超えています」と語った別の男性も「『エピソードIII』と『エピソードIV』の間に起きた出来事を完璧に描いてくれた。ギャレス・エドワーズ監督にありがとうと言いたい。(深夜だから)帰れないけど、早く帰って『エピソードIV』が観たいです」と満足気に語っていた。

 一方で、中には不満を表明する声もチラホラ。この1年、公開を待ちわびていたという20代後半の男性2人組は「あと3時間くらい観たかった。新しいキャラの背景がもっと見たかった」「もの足りない部分があるけど、最後で救われた。ヤラれました」とコメント。さらに、昨年『フォースの覚醒』の初日もカウントダウンに参加していた男性は「無理矢理で、つなぎという感じ。無駄なところが多くてかなり微妙でした」と低評価。ただいずれも、終了間際のクライマックスには満足した様子を見せていたのが印象的だった。

 また、劇場には、『スター・ウォーズ』の大ファンだという落語家・林家けい木の姿も。「泣きました。感動と予想を上回っていた。昔から大好きだから、劇中の伏線やちょっとした小ネタにも気づくので、ここにもってきたか! って感動しちゃいました。ベスト2か3くらいの作品だと思う」と大感激。一方、夫と一緒に鑑賞したという傍らの奥方は「正直、夫ほど詳しいのかと言われたらにわかです。でも人間ドラマも素晴らしく、すごく感動しました。ジョージ・ルーカスが描きたかったことが詰まっていると思います」とコメント。シリーズファンも、そうでない観客も満足できる1本になっていることをうかがわせた。(編集部・入倉功一)