任天堂が11月に発売した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューター」が話題となり、にわかにファミコンブームが起こりつつあります。そんななか、ファミコンでもリリースされた「マッピー」や「ディグダグ」といった往年のゲームタイトルが、相次いでスマホ用ゲームアプリとしてリリースされ人気となっているのをご存じでしょうか。

 

これらのアプリは、バンダイとナムコの統合10周年を記念した「カタログIPオープン化プロジェクト」から生まれたもの。このプロジェクトは、ナムコが国内のクリエイターやデベロッパーを対象に、ナムコ作品21タイトルのキャラクターや音楽などの利用を許諾し、アプリやデジタルコンテンツの制作など幅広い分野で活用してもらおうと企画したものです。

↑「カタログIPオープン化プロジェクト」の特設サイト

 

今回紹介するiOS/Android用ゲームアプリ「タッチ・ザ・マッピー 復活のニャームコ団」もそのひとつ。往年の名作「マッピー」のキャラクターやゲームシステムを踏襲し、新しいゲームとして昇華しています。スマホのアプリなので、難しい操作はいらず、基本的な操作はタップのみ。オリジナルのマッピー自体も左右レバーとボタンのみの簡単操作だったので、さらに簡単にした感じですね。ダウンロードは無料で、広告を非表示にする場合のみ240円かかります。

 

ゲームは、主人公のネズミの警官・マッピーを操り、トランポリンやパワードアといった要素を利用して泥棒猫のニャームコとミューキーズを避けながら、ステージに配置されたアイテムを取り返していくという点ではオリジナルの「マッピー」を踏襲していまが、直接マッピーを操作できるアクション性の高いオリジナルに比べ、スマホ版の方はマッピーを誘導していくパズルゲーム的な要素が強くなっています。

 

敵であるミューキーズやニャームコに床上で触れるとミスになり、パワードアの衝撃波を当てることで倒すことができます。ステージに配置しているニャームコたちが盗んだお宝をすべて取り返せばクリアです。

↑パワードアを開くと、ドアノブの無い方向に向かって衝撃波が発生します

 

プレイヤーが操作するマッピーは、進行方向に自動的に進むようになっており、プレイヤーの意思で左右に動きを反転させることはできません。トランポリンに乗った時に、飛び移れる床があると自動的に飛び移ります。床を出現させたい場所をタップすると、一定時間床が出現し、しばらくすると消えてしまいます。この床をプレイヤーが出現させていくことで、マッピーの行き先を決めてあげることができます。

 

 

登場するステージには、床の特性を使うことでクリアができるようなパズル的な要素が盛り込まれています。

↑床を出現させてマッピーを誘導していきます

 

↑アイテムを取り返すとポイントをゲットできます

 

お宝は5種類あり、同じ種類のお宝がある場合は連続してゲットすると点数の倍率が上がります。倍率は最大6倍までアップします。

 

連続ゲットを繰り返すと倍率が上がります。高得点を狙うには、点数の低いお宝からゲットし、必ず2個1組でゲットしていきます。また、ニャームコはお宝に触れると背後に隠れる習性があり、隠れている時にお宝を取り返すと1000点のボーナスがゲットできます。

↑連続でアイテムをゲットすると得点が倍増していきます

 

時間切れになるとご先祖様が登場し、有無を言わさずミスになります。

 

ステージ上のお宝をすべて取り返すとクリアになります。ステージ終了後は、CLEAR(ステージをクリアする)、NO MISS(コンティニューせずクリアする)、SCORE OVER(規定の得点以上でクリアする)の条件を満たすことで☆がもらえます。☆3つ獲得することで、ご褒美として、パネルが1枚もらえます。ただ、クリアするだけでなく、この条件を満たしてクリアすることで、ゲームに奥深さが出ています。

↑お宝をすべて取り返すだけでなく、条件をクリアすることで☆がもらえます

 

「マッピー」と違う点は、トランポリン以外の床に落ちてもミスにはならないところ。また、同じトランポリンに居続けてもトランポリンは破れません。普通のドアでミューキーズが気絶しない点も異なります。

 

2016年6月のアプリリリース時は全60ステージでしたが、今日まで2回のステージの追加があり、今は90ステージまで用意しています。追加ステージはかなり難易度が高いので、やりがいがありますよ。

 

ところで、この「タッチ・ザ・マッピー」ですが、知る人ぞ知る伝説のクリエイターが集結しています。ナムコのドット絵を多く手がけたデザイナーの小野Mr.Dotman浩氏、プランナーの佐藤英治氏、「ドルアーガの塔」などのサウンドクリエイターのZUNKO氏が関わっています。ドット絵によるアニメーションは相変わらず素晴らしく、音楽も新曲でありながら当時のゲームを彷彿させます。それだけで遊ぶ価値は十分にありますが、ゲームとしても面白いので、是非プレイしてみてください。