16日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)が、現在波紋を広げている東京デザインウィークの忘年会をとりあげ、出演者らからは非難が相次いだ。

番組では「『神宮外苑』イベント火災“忘年会メール”に批判殺到…主催者を直撃取材」と題した特集を放送した。11月、東京デザインウィークが主催したイベントで展示物が炎上し、その展示物に閉じ込められた5歳の男の子が焼死。警察は現在、業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めている。

こうした状況にもかかわらず、東京デザインウィークはボランティアリーダーから提案があったとして、ボランティアスタッフ向け忘年会をメールにて告知。表参道の飲食店にて華やかに行われる予定となっていた。ネット上ではこの件が大きな波紋を広げている。

番組ではこの件について、東京デザインウィーク事務局長・川崎秀俊氏を直撃取材。川崎氏は、忘年会の主催は事務局ではないとし「ボランティアスタッフの有志の方が毎年行っている忘年会」と釈明したが、会社スタッフがメールを送ったことについては「こういう時期でございますので……不謹慎だと思います」とした。メールを送ったスタッフには厳重注意をしたそうで、忘年会は中止となっている。川崎氏は「ご遺族の方や関係者の方がいらっしゃいますので、そういう方々に対して申し訳ないなと思っております」と謝罪していた。

VTR後、スタジオではメール全文を紹介した。そこには「ボランティアみなさんにとっても、楽しいはずのイベントを残念な終わりかたにしてしまったこと、担当として本当に申し訳なく思います」「こんな状況ではあるのですが、それでも前を向き、これからどうしていくかを考えて行かなければならないとも考えています」といった言葉が、つづられていた。

これに対し、コメンテーターからは非難が相次いだ。ノンフィクション作家の吉永みち子氏は、忘年会が企画されていたことについて「もし私がこの男の子の家族だったら許しがたい気持ちになると思う」と批判した。メールの「残念」という表現にも、「(火災事故を)そういう受け止め方をしてるんだなって伝わってきちゃう」と指摘。玉川徹氏も「主催者側が『前を向こう』とか言う段階ではない」し「『前を向く』って、前を向いてなにをやるのって話ですよ」と声を荒げていた。

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