15日、中国のポータルサイト・今日頭条は、中国が再びレアアース輸出を削減することのリスクについて分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

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2016年12月15日、中国のポータルサイト・今日頭条は、中国が再びレアアース輸出を削減することのリスクについて分析する記事を掲載した。

記事は、中国が再びレアアースの供給や輸出を制限するとの日本メディアの報道を紹介。米国や欧州、日本が中国を市場経済国として認めなかったことに対して、中国は強い不満と断固たる反対を表明しており、日米欧に対する反撃とも理解できると分析した。

しかし記事は、レアアースの輸出制限は中国にとってリスクが大きく、やむを得ない強硬的な反応だと分析。その理由として、日米はレアアースが必要であると同時に、中国もレアアースを使用した製品が必要であること、かつてレアアースの輸出を制限した結果、日本などはレアアースの使用量を減らした製品を開発するなどして価格が暴落し密輸も横行したこと、貿易保護主義は結果的に自国をも苦しめることを挙げた。

そのため記事は、安価でレアアースが流出することを放っておくことはできないものの、単純に輸出制限して貿易戦争となるならば、中国も大きな被害を受けると指摘した。

これに対し、中国のネットユーザーからは、「削減ではなく禁止にすべき」、「レアアースを敵に輸出することは絶対にあってはならない」、「対抗処置としてではなく、子孫のために輸出禁止にすべき」、「レアアースは輸出禁止して、レアアース輸出を商売にしている売国企業はつぶせばいい」などの強硬な意見が数多く寄せられた。(翻訳・編集/山中)