訪日中国人旅行客の求める旅行が、モノ消費からコト消費に変わっている。特に人気が出ているのが「医療観光」だという。医療サービスと観光を組み合わせた新たな旅行プランは、日本としても大きな経済効果を期待できると歓迎されている。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 訪日中国人旅行客の求める旅行が、モノ消費からコト消費に変わっている。特に人気が出ているのが「医療観光」だという。医療サービスと観光を組み合わせた新たな旅行プランは、日本としても大きな経済効果を期待できると歓迎されている。

 中国メディアの今日頭条は13日、非常に多くの中国人が医療サービスを受けるために日本を訪れていると伝え、日本の医療観光が人気である理由を分析した。

 記事によれば、日本は気軽に行ける距離と先進的な医療で人気だという。中国国内で仕事の合間を縫って検査を受けるのとは異なり、日本の心地よい環境のなかで心身ともにリラックスして検査を受けることができるため、最も自然な状態で隠れた問題点を発見できると、医療観光の利点を紹介した。

 そのうえで、医療観光の訪問先として日本が選ばれる3つの理由を分析。1つ目は「がん治療の分野で先進的なこと」だ。日本の先端医療技術ではがんを早期発見することができるうえ、早期発見すればほとんどが治療可能であると高く評価した。中国では中期がんや進行がんになってようやく発見できるレベルであり、完治の可能性が高い早期発見は大きな魅力だろう。

 2つ目は、超初期のがん細胞でも見つけられる「先進的で厳格な検査システム」、3つ目には「がん専門に特化した医師」が検査してくれる安心感を挙げた。

 この記事から分かるように、中国人が日本の医療観光に求めるのは、主に「がん検診」のようだ。中国の病院では早期発見が難しいうえ、金儲けを目的とした医者に必要のない治療や手術を勧められるという悪質なケースもあるようだ。医者を信用しきれないという環境も医療観光が人気となる理由の1つとも言えよう。今後は医療観光で訪日する中国人がさらに増えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)