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SAS Institute Japanは15日、「SAS Data Management」の最新版の国内提供を開始したことを発表した。

ビッグデータの重要性が日々増していく昨今、企業におけるデータ分析の重要性はマーケティングの分野からセキュリティ、内部統制やAI活用と広がりを見せる。世界規模でデータアナリティクスを展開するSASは、データ・マネジメントツール「SAS Data Management」最新版の国内提供を開始した。

「SAS Data Management」は、各ベンダー提供のデータベースやクラウド、Webサービス経由で送受信を行う静的データやストリーミング・データに、PCで扱うファイルまで優れた接続性で企業内に分散するデータのクレンジングや可視化をGUIベースの操作で実現するエンタープライズソリューション。各業務部門ユーザーがデータ利用のために時間を割かずに、各自でデータの改善/統合を図れるような仕組みが網羅されており、IT部門のエキスパートが本来のプロジェクトに向かえるようになるというメリットもある。

「SAS Data Loader for Hadoop」を含むSAS Data Managementの最新版では、ビッグデータの利用とともに活用が進む分散処理を行うApache Hadoop上のデータのほか、Amazon S3やAmazon Redshiftなどへの最適化、セキュリティやガバナンスの強化が図られている。

このSAS Data Loader for Hadoopについては、2016年4月に開催されたSAS Global Forum 2016での塩野義製薬 解析センター データサイエンス部門サブグループ長の北西由武氏の「SAS Data Loader for Hadoopはセルフサービス方式のアクセスを提供してくれるため、ビッグデータの解析担当者はコードを記述することも、IT部門に負担をかけることもなく、データの準備とクレンジングが可能となります。社内ソースとオープン・データソースの両方へのセルフサービス方式による迅速なアクセスを可能にしてくれるため、医薬品開発におけるより適切な仮説設定や意思決定に貢献できます。これによりデータ活用力を強化し、業務部門とIT部門間のやりとりを減らして業務効率を上げることができます」との言葉をSAS Institute Japanでは、引いている。

データベースやクラウドを含め膨大な仕様や形式のデータを解析するには本来、人が理解できる形へと変換しながら意味のあるデータへと逐一変えていかなければならないが、利用が進むHadoopを含め業務部門が必要に応じて利用にできるようになることは、大きな業務効率化を生むことを、SAS Institute Japanでは強調している。

(長岡弥太郎)