在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下の朝鮮通信(当局)が、東京の各地で「在日同胞青年抗議団」が韓国の朴槿恵大統領の退陣を訴える街宣活動を行った様子を伝えている。同通信が発信した記事を、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(以下、KCNA)が14日付で転電した。

朝鮮通信は実質的に、KCNAの日本支局の機能を果たしている。街宣活動の「現地報道」は、北朝鮮当局が朝鮮総連かKCNAを通じて朝鮮通信に指示して行わせた可能性が高い。

KCNAは今月6日にも、在日同胞青年抗議団の活動を伝えている。抗議団の構成は詳らかでないが、上記のよう背景と経緯から、朝鮮総連傘下の在日本朝鮮青年同盟を中心としたグループであると見られる。

朝鮮通信は、抗議団は大韓民国居留民団(民団)に対して街宣車による抗議デモを展開したとしながら、「抗議団は、放送で朴槿恵の罪状を一つ一つ暴露、糾弾して南の同胞の正義の朴槿恵退陣闘争を支持、声援を送った」と報じた。

また、「麻布、新宿など東京の町と、足立、荒川をはじめとする朝鮮同胞の多く住む地域でも、抗議団は逆徒の罪状を暴露、断罪し、即時辞任を要求する放送宣伝を行った」という。

そのうえで、「思想、政治的意見、所属の違いを問わず、南朝鮮の人民と連帯し、朴槿恵を糾弾する声を上げ、朴槿恵退陣を要求する海外同胞署名運動に積極的に力を合わせするよう呼びかけて、同胞たちの反応を呼び起こした」と主張した。