iPhoneアプリ作成に欠かせぬ「Xcode」って何!?――シリーズ【文系リーマンでもできる!iPhoneアプリで週末副業・事前準備編】

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 前回は、iPhoneアプリ開発の難易度、iOSの市場規模など全体像をつかみました。

 第2回目の今回は、実際にiPhoneアプリ開発をしていく上で必要なツール「Xcode」の準備をしていきます。

 すでに触ったことがあるという方は復習になるかもしれませんが、使い方も説明していくのでぜひチェックしておきましょう。まだ使ったことがないという人は、自分でも作業を進めながら見てもらえればと思います。

◆iPhoneアプリ作成に欠かせない「Xcode」

 Xcodeとは、今回iPhoneアプリ開発を行っていく上で最初に必要なツールになります。

 iPhone上にアプリを表示、動作するためにXcodeを使って開発を行います。そして、このツール自体はMacのみ対応ということで、Macの準備が必要になるのです。

1:Xcodeのインストール
 まずはXcodeをダウンロードしましょう。(Mac App Storeから検索してダウンロードできます)

 そのまま入手ボタンをクリックします。Xcode自体容量が大きいので、インストールに数分〜数十分かかることがあります。Macの容量と時間の余裕があるときにしましょう。

 インストールが完了すると、自分のPCのアプリケーションにXcodeが入っているはずなので、アプリケーションフォルダを確認して起動しましょう。

2:プロジェクトの作成

 起動したら早速プロジェクトを作成してみます。

「Create a new Xcode project」を選択すると以下のような画面が表示されるはずです。

⇒【画像】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=121607

 ちなみに、Xcodeでは、iPhoneアプリだけでなく、iPad、Apple Watch、AppleTV、Mac用のアプリも作ることができます。しかし、ここでは「Single View Application」という画面が1つだけのシンプルなテンプレートを選択しましょう。

 続いてプロジェクト情報の設定を行いましょう。

 ここでは、アプリ名、使用する言語、対応デバイスを選択します。

・Product Name:アプリ名
・Organization Name:作成者名
・Organization Identifier:作成者のID
・BundleIdentifier:アプリのID
・Language:開発言語(SwiftかObjective-Cを選択)
・Device:開発対象とするデバイス(iPhoneかiPadかその両方)

 Nextを選択するとプロジェクトを作成することができます。

 ちなみに一度作ったプロジェクトは保存したフォルダから開くことも可能です。

「◯◯.xcodeproj」というファイルから開きましょう。

3:Xcodeの基本的な使い方

 Xcodeを初めて見たという人は画面にいろいろな項目があり難しそうと思うかもしれませんが、全ての機能を使うわけではないですし、開発していく中で慣れていくはずです。

 実際にXcodeの中身について紹介していきます。

【ツールバー】
ウィンドウに表示する下記で紹介するエリアを切り替えたり、アプリの実行・停止を行います。

【ナビゲーションエリア】
プロジェクト内のファイル一覧を検索し、開くエリアです。複雑なアプリを作っていくとファイルも増えていきますが、素早く探し出せるような機能も揃っています。

【エディタエリア】
ソースコードの記述、ボタンや文字といったUIの配置を行います。アプリを作る上での作業はこのエリア内でほとんど行います。

【ユーティリティエリア】
ファイルやUIの設定を行うインスペクタの表示をします。iPhone上に表示させたいボタンやタブなどのパーツを用意しているところでもあります。

【デバッグエリア】
アプリのデバッグを行う際にログを出力することができます。エラーが起きた際にまず確認しておきたい場所ですね。

 実際に文字を表示してみよう

 まずはiPhoneアプリ上に文字を表示するところから行ってみましょう。Xcodeでは、ユーティリティエリアにある「Object Library」を使えば、ボタンや文字など簡単に表示させることができます。