近年、家電やスマートフォンの分野を中心に世界に通用する企業も現れつつある中国だが、自動車産業では中国企業は競争力不足と言わざるを得ず、日本やドイツの企業との差は非常に大きいのが現状だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 近年、家電やスマートフォンの分野を中心に世界に通用する企業も現れつつある中国だが、自動車産業では中国企業は競争力不足と言わざるを得ず、日本やドイツの企業との差は非常に大きいのが現状だ。

 中国メディアの今日頭条は13日、「日本に対して民族的な遺恨を感じていようと、中国人にとって日系車の強大さは否定できない事実」であると指摘しつつ、中国車は果たして20年で日系車の競争力に追い付くことができるだろうかと疑問を投げかけた。

 記事はまず、自動車にとっての心臓部にあたるエンジンについて「日本車のエンジン性能はまさに極致の水準」であると高く評価し、特にホンダのエンジンは世界的に非常に高く評価されていると指摘。ホンダのエンジンは恐るべき動力性能と低燃費を両立させていると伝える一方で、中国メーカーが生産するエンジンも近年は性能が向上しているとはいえ、日系車との差はまだまだ大きいのが現状だと論じた。

 さらにエンジンより大きな差がある部品は「トランスミッション」であるとし、中国メーカーのトランスミッションにかかわる技術は「薄っぺらく、知的財産権を持つ技術は非常に少ない」と指摘。一方、日本企業のトランスミッションは世界の自動車メーカーに採用されていると紹介した。

 また記事は、中国の自動車メーカーは自動車開発にあたって、他社の車を分解し、構造や仕組みを分析する手法「リバースエンジニアリング」ばかり行っていると指摘。中国車の品質は近年、上昇傾向にあるとしながらも、中国企業の技術力や開発力を見る限りでは、中国車が20年で日系車の競争力に追い付くことは相当困難との見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)