台北市衛生局提供

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(台北 15日 中央社)台北市政府衛生局は14日、大型スーパー、カルフールが「島根産」と申告して輸入した商品が、実際は台湾が禁輸措置を取っている福島産だったとして、食品安全衛生管理法に基づき3万台湾元(約11万円)以上、300万元(約1100万円)以下の罰金を科すと発表した。カルフールは日本の輸出業者の過失だったと説明。同日までに同商品の販売を停止した。

販売停止されたのは、東京都府中市に本社を置くモランボンが発売する「Bistro Dish 完熟トマト鍋スープ」。衛生局によれば、カルフールは今年9月26日、輸入申告時に島根産と偽って1600袋(1200キロ)を輸入した。だが、パッケージ上に記載されている製造所固有記号を調査した結果、福島産であると判明。同局はカルフールに対し、輸入申告書や許可通知、日本語の製造元報告書などを要求し、福島産だったと確証を得た。

同局は11月30日から日本産食品の産地表示に関する特別検査を実施。ダイソーや日薬本舗、無印良品、百貨店の食品売り場など計24軒のチェーン店へ査察を行った。検査されたのはキャンディー、クッキー、調味料、インスタント麺、缶詰、水産品など計245件。現時点で問題が見つかったのは、カルフールが販売した同商品のみで、同局は今後も検査を続けていくとしている。

販売停止し、回収した同商品1111袋は同局の監督の下、廃棄される。

(陳政偉/編集:名切千絵)