「LUCK-KEY/ラッキー」イ・ジュン“未熟さはいつも感じています”

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「『ラッキー』ですか? これほど良い成績が出るとは予想もしませんでした。でも、失敗するとは思っていませんでした(笑)」

もう“俳優”という肩書きが似合うようになったイ・ジュン。イ・ジュンは映画「LUCK-KEY/ラッキー」(監督:イ・ゲビョク、配給:SHOWBOX、原作:「鍵泥棒のメソッド」)でユ・ヘジンと人生が入れ替わる役を務め、独特な笑いとアクションを担当した。

「LUCK-KEY/ラッキー」は銭湯のカギのせいで凄腕の殺し屋ヒョンウク(ユ・ヘジン)と売れない役者ジェソン(イ・ジュン)の運命が入れ替わるというストーリーを描いたコメディ映画。10月13日に公開され、観客動員数600万人を突破した。

映画の大ヒット中に会ったイ・ジュンは、面食らった様子だった。最近MBCドラマ「キャリアを引く女」で弁護士役を演じていたため、「LUCK-KEY/ラッキー」の人気を実感できず、撮影現場で毎日過ごしていると話した。

「『ラッキー』が多くの愛を受ける理由ですか? 大変な時期なので、わずかな時間ながらも笑えるというのが理由じゃないかなと思います。台本を読んだだけで爆笑したほどでしたが、その笑いのポイントをよくつかめたと思います。共感というのは一番大きな武器だと思います。繊細なポイントもそうですし」

イ・ジュンは「LUCK-KEY/ラッキー」で“繊細なポイント”を表現するために努力した。実際にスクリーンであっという間に過ぎてしまうビジュアル的な部分まで、ジェソンのキャラクターのために努力した。わざわざラーメンをたくさん食べて寝たり、日焼けしてシャツのあとをつけたり、髪やひげ、爪まで伸ばした。

「日常生活に支障はありませんでしたが、爪を伸ばしている間に出席したイベント先で『指でハートを作ってください』と頼まれて(笑) 自分でも爪を伸ばしすぎて汚そうに見えたので、ちょっと困惑しました。それから、サイン会で爪を伸ばしすぎて、ファンの皆さんに失望されたらどうしようとか、そういう点がちょっと大変だった気がします」

イ・ジュンは「LUCK-KEY/ラッキー」で初登場シーンである首を吊ろうとするシーンと後半のアクションシーンに全身全霊を傾けたと言った。ビジュアル的な部分を見せなければならなかったし、順番通り行われない撮影スケジュールのため、撮影中は髪がボサボサで、爪を伸ばしたままだったと明かした。

「靴、服から始め、映画に登場するタンクトップは江原道(カンウォンド)で自分で買ってきたものでした。日本のバラエティ番組に出演していた時、時間があったので、ある店で全部着てみて選んだものでした。劇中のヘアスタイルを作るためにずっと横になっていたんです」

ビジュアル的な部分はスタッフに協力してもらえば、簡単に済むことだった。だが、イ・ジュンは自らの力でジェソンというキャラクターを作り、その過程でジェソンになった。撮影現場でユ・ヘジンに声を掛けることも慎重だったほど、演技に対する悩みや慎重さをもつ俳優だ。

「『ラッキー』みたいに人生が変わることは望んでいません。ただ、今の僕の人生に満足しているんです。昔は“マンスール”だと答えました。でも、それもそれなりのストレスがたまると思います。僕は何をしても何を成し遂げても欲張りなので、いつも未熟さを感じます。でも、幸せで、年を取っても今を懐かしむと思います」