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エルテスは12月15日、エストニアのリアルシステムズと業務提携し、ビッグデータ解析ツール「VizKey」の提供を始めとして、リスク解析において協業すると発表した。

エルテスは、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するソリューションを提供する企業。デジタルリスクとは、インターネット上での炎上・情報漏洩・従業員による内部不正・産業スパイなど、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、同社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを提供している。

リアルシステムズは、1993年に創業した、エストニアの首都タリンを本拠地とするテクノロジー企業。欧州を中心に17カ国に顧客を有している。同社が開発したVizKeyは民間企業だけではなく、行政機関や軍隊、警察機関にも導入されているという。

今回エルテスは、膨大なデータを解析することでリスクを予兆する「リスクインテリジェンス分野」の拡大が見込まれていることから、VizKeyを開発したリアルシステムズと日本市場において協業することを決定した。

ビッグデータ解析ツールであるVizKeyは、膨大なデータの繋がりを可視化することで、その関係性から正確な事実の理解や重要な数値・事象を発見できる。アイコン(オブジェクト図)と、リンク(関係性を示す線、矢印)により、あらゆる情報を図として描けるため、複雑な検索と分析機能を結びつけることで、膨大かつ複雑なデータの理解が容易になり、隠された相関関係や現在の状況、重要性の大小を判断しやすくなるという。対象は、不正送金、マネーロンダリング、インサイダー取引、金融詐欺、公的資金関連の詐欺、汚職などの検知・調査を想定している。

VizKeyの提供価格は、年間100万円/アカウント(アカデミック版は50万円/アカウント)。

(山本明日美)