『ローグ・ワン』の監督、ギャレス・エドワーズにインタビュー!

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)を最速上映を実施する劇場では本日24時に待望の公開を迎える。果たしてどんな作品に仕上がっているのか、監督に大抜擢されたギャレス・エドワーズに話を聞いてみると、“スター・ウォーズ愛”がふんだんに盛り込まれた内容であることがわかった。

【写真を見る】監督がリアルな「スター・ウォーズ」にしようと決めた理由とは?

インタビューが始まると、少年のように目を輝かせて製作過程を振り返ったエドワーズ監督。「サンフランシスコのスタジオで、本作に登場する新しいロボットを1年間くらいかけて作ったんだ。そこには『スター・ウォーズ』シリーズのアーカイブがあって、衣装や模型がズラリと並んでいる。そんな環境にいられて、しかもお金までもらえるなんて最高の経験だよ(笑)」。そう、エドワーズ監督は大の『スター・ウォーズ』オタク。映画監督を志すきっかけとなったのも『スター・ウォーズ』シリーズだったという。

「僕は2歳の時に初めて『スター・ウォーズ』を見たんだけど、将来『ローグ・ワン』を監督することがわかっていたら、ずっとストーリーや絵コンテを考え続けていたのに…(笑)」と冗談っぽく語るが、本作にはエドワーズ監督ならではのアイデアが存分に盛り込まれているらしい。「まったく新しい『スター・ウォーズ』を創りたいと思ったんだ。幸いなことに、スタジオからも『ユニークなものにしてくれ』という要望があったから、とても自由に、大胆に新たな物語が作れたよ」。

まったく新しい『スター・ウォーズ』。エドワーズ監督の言葉から推測すると、その新しさを紐解くキーワードは“リアリティ”なのかもしれない。「企画が動き出した時に、ある実験をしたんだ。実際の戦争の写真を加工して、写っている戦闘機をXウィングに置き換えたり、兵士に反乱軍のヘルメットをかぶせてみたり…。スタジオに見せたら、『ぜひ、これが見たい!』と言ってもらえて。だから今回はリアルな『スター・ウォーズ』にしようと決めたんだよ」。

撮影を思い出すエドワーズ監督の顔には、自信に満ちた笑みが浮かんでいるように見えた。「いわゆる大作映画のような撮り方はしなかった。俳優の立ち位置も一切決めず、自由に演技をさせて、僕が手持ちカメラで撮影するドキュメンタリーみたいな手法。僕が突然カメラを動かすから、背景にスタッフが映り込むこともあったよ。でも、次の日にまた同じことをしたら、スタッフがしっかり衣装を着ていたんだ(笑)。あれには驚かされたな」。

リスクを恐れず、『スター・ウォーズ』に新たな視点をもたらしたエドワーズ監督。アメリカ本国では先日ワールドプレミアが行われ、ファンからの大絶賛、シリーズの生みの親ジョージ・ルーカスからも称賛を受けた。その立役者であるエドワーズ監督は、今、喜びを噛みしめているに違いない。【取材・文/トライワークス】