15日、日本で開催されているFIFAクラブワールドカップ2016で、開催国枠で出場している鹿島アントラーズが南米王者に勝利したことが、中国でも大きな話題になっている。写真は鹿島アントラーズ。

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2016年12月15日、日本で開催されているFIFAクラブワールドカップ2016で、開催国枠で出場している鹿島アントラーズが南米王者に勝利したことが、中国でも大きな話題になっている。

14日に行われた準決勝で南米王者アトレチコ・ナシオナル(コロンビア)と対戦した鹿島は、立ち上がりから劣勢を強いられるが、今大会で初めて導入されたビデオ判定によって得たPKを土居聖真が決めて先制に成功。その後も何度も相手に決定機をつくられるも、粘り強い守備で得点を許さず。後半もほとんどチャンスらしいチャンスをつくれなかったが、83分に左サイドからのクロスのこぼれ球を遠藤康が落ち着いてヒールで流し込み追加点を挙げると、その2分後には金崎夢生の右クロスに鈴木優磨が左足で合わせて試合を決めた。クラブワールドカップでアジア勢が決勝進出を果たすのは初めての快挙だ。

この結果に、中国のサッカーファンからは、「おめでとう」「日本のクラブだけど、これは確かにスゴい」「お金は万能じゃない。これが本当のサッカー」「試合を見たけど、日本(鹿島)こそプロのチーム、プロの選手だ。中国スーパーリーグは広告のためのリーグ」「全員が日本人選手でこの成績はすごい」といった称賛の声や、「この結果に一番困ってるのはAFC(アジアサッカー連盟)だろうな。アジアチャンピオン(※今大会は韓国の全北現代モータース)の成績がJリーグチャンピオンに及ばないんだから」といった声が寄せられている。

また、中国メディア・捜狐体育は、「日本の名門がアジアで最高の成績を残した。番狂わせがなければ決勝ではレアル・マドリード(スペイン)と対戦することになる。ホームで奇跡を起こすかもしれない」と伝えた。さらに、「この歴史をつくったチームの先発メンバーにはなんと助っ人外国人が一人もおらず、全員が日本人選手だった。われわれのリーグを振り返ると、年々巨費を投じて有名選手を買いあさっている。われわれが金を無駄に使っている時、日本のクラブは日本人選手のみでアジア最高の成績を収めた。これは確かにある種の問題を説明している」とし、資金力に物を言わせて強化を図る中国クラブに警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/北田)