まさに伊達男! 『ローグ・ワン』に出演するディエゴ・ルナ

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 映画『スター・ウォーズ』シリーズ初のスピンオフ『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に出演するメキシコ人俳優のディエゴ・ルナが、今後のキャリアへの展望と共に本作について語った。

 2001年の青春ロードムービー『天国の口、終りの楽園。』でベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞し、その後も映画人として活躍を続けるディエゴ。ラテン系らしい陽気なノリと人懐っこい笑顔が特徴のイケメンだが、『ローグ・ワン』では、クールな反乱軍の情報将校で、主人公ジン(フェリシティ・ジョーンズ)のお目付け役でもあるキャシアン・アンドーを演じている。

 『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』の劇中で、帝国軍の究極兵器デス・スター破壊の要となった設計図の奪取作戦に挑んだチーム“ローグ・ワン”の運命を描いく本作。メンバーの中でも軍の命令には絶対服従の冷徹な人物に見えるキャシアンだが、ディエゴは「いや、本当はナイスガイなのさ」と証言する。

 「この映画は戦争の真っ只中にある、暗黒の時代を描いている。情報将校でスパイでもあるキャシアンは、つらい状況の中で生きてきたことで、命令のためなら何でもする人間になってしまったんだ。彼自身も心に痛みを抱えている。戦争だって好きではないけど、必要とされているから命令に従っているだけなのさ」。

 そんな彼の相棒として大活躍するのが、憎まれ口をたたきながら常にキャシアンをサポートする元帝国軍のドロイドK-2SO。「誰にも心を開かないキャシアンの唯一の友達」と語るディエゴは、「キャシアンは最初、帝国軍の情報を得る道具としてK-2SOを再プログラムした。でも、時間の経過と共に情がわいてくるというのかな。今では、ケンカばかりしているのになんでずっと一緒なんだ? って思われるような、長年連れ添った老夫婦のような関係なんだよ」と分析。「まぁ、唯一の友達が自分で再プログラムしたドロイドっていうのも奇妙だけどね」と笑みを浮かべる。

 『スター・ウォーズ』シリーズの最新作として本作の大ヒットは確実。今後、キャシアン役のイメージがついて回る可能性も考えられるが、本人は「もっとシンプルに考えているよ」と陽気。「ここ5年〜10年は、本当に自由に活動することができている。小切手に魅力的な金額が書かれているって理由で作品を選んだりすることもなくね。自分が誰かに伝えたいと思う物語にかかわることができているんだ。この作品も、そんな僕の自由を長引かせてくれる1本になると思っているよ」と笑みを浮かべると、「これをきっかけに、自分の映画の好みが変わるってこともない。これからも、自分が信じられるメッセージ性のある作品に関わり続けていきたと思っているんだ」と真摯(しんし)に語った。(編集部・入倉功一)

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日より全国公開