2016年12月7日、Amazonがドローンを使った商品の配達実験を開始しました。ドローンを使って倉庫からユーザーの自宅をダイレクトに結ぶことで、商品をポチってからわずか13分で配達が完了しています。

Amazon Prime Air

https://www.amazon.com/b?node=8037720011

An Airdrop of Popcorn Makes Amazon Drone Delivery History - Bloomberg

https://www.bloomberg.com/politics/articles/2016-12-14/with-an-airdrop-of-popcorn-amazon-makes-drone-delivery-history

Amazonが使用したドローンがコレ。機体の周囲に配置された4枚のプロペラで飛び、中心にある機体の下部に商品を納めるボックスを持つ構造となっています。Amazonではこの機体を使った配達実験を続け、今後はさらに規模を拡大する予定とのこと。



Amazonのジェフ・ベゾスCEOもこの実験開始についてツイートを行っています。





実際の実験の様子を収めたムービーも公開されています。

Amazon Prime Air’s First Customer Delivery - YouTube

この実験が開始されたのは2016年12月6日(火)。離陸から配達、帰還までを完全自動で行っています。配達にかかった時間は、実際にAmazonのボタンをポチってからわずか13分というもの。



今回の実験が行われたのは、イギリスのケンブリッジ郊外で、ドローン配達の許可を得た地域です。



現地に住むリチャードさんが注文者。タブレットを使って……



AmazonのFireTVをポチッ。一緒にポップコーンも注文しているようです。



リチャードさんの注文は、地域内に建てられているAmazonの施設に届きます。



こんな感じで、注文が入ると……



ピッカーが商品を集めて梱包を開始。ここはまだ人の手が使われている模様。



FireTVとポップコーンを専用の箱に詰めて……



ベルトコンベアに乗ってドローンのもとへ。



そしてドローンの真下から商品を格納。配達できる商品の重さは、最大5ポンド(約2.27kg)までに対応。



シャッターが開いて……



ドローンが離陸スタンバイ。



Amazonの職員がPCの画面をクリックすると……



ドローンが離陸しました。この映像はプロモーションのための演出ではなく、実際の配達の様子を収めたものとなっているようです。



一路リチャードさんの家を目指して飛ぶAmazonのドローン。GPSを使って完全自動で飛ぶ仕組みが搭載されており、搭載したカメラを使った操縦は行われていないとのこと。



「おっ、そろそろ来たかな?」とリチャードさん。



庭に置かれたマーカーを目印に着陸ポイントを決めるようです。



庭の樹の向こうにドローンが着陸し……



格納容器から商品の箱を降ろしました。



その様子は、Amazonの基地でもリアルタイムに確認可能。



商品を降ろしたドローンは、再び離陸して基地への帰路につきます。



商品を取りに向かうリチャードさん。



無事、FireTVとポップコーンを手に入れることができました。ここまでにかかった時間、クリックから13分とのこと。



そしてドローンはAmazonの基地に帰還。



Amazonでは、Prime Airを本格稼働させることで注文から30分以内での配達を目指した取り組みを進行中とのこと。スタート時点では2軒の住宅を対象にした実験が行われますが、数か月後には規模を拡大して実験を進めていく予定。世界各地でこのサービスが実用化されるまでにはまだまだ多くの時間が費やされるともみられていますが、ついにドローンを使った配達は現実のものとなり始めています。