13日、環球網は、「中国人が日本に行って薬を爆買いするのは仕方ないこと」と論じる記事を掲載した。写真は日本のドラッグストア。

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2016年12月13日、環球網は、「中国人が日本に行って薬を爆買いするのは仕方ないこと」と論じる記事を掲載した。

日本を訪れた中国人が購入していく商品リストの中で、常に上位を占めているのが医薬品や健康食品だ。では、日本の薬の何が中国人を引きつけるのか。記事は、中国ならではの事情を指摘する。

中国人がよく購入する商品を細かく見ると、小児用かぜ薬や熱を冷ますシート、せき止めシロップ、虫除けスプレーといった子ども用の薬と、青汁や酵素といった健康食品がある。

記事によると、現在、中国では子ども用の薬が非常に不足している。製薬会社は4000社余りあるが、子ども用の薬を専門に製造している企業は5%にも満たないうえ、厳格な検査や審査基準もないという。一方、日本で販売されている子ども用の薬は多種多様で、同じメーカーでも年齢ごとに細かく分かれていたりする。

記事は、「日本の製品は細かいリニューアルを繰り返し、『患者のため』を最高の目標にしているため、消費者に受け入れられている」と分析。また、「中国では、栄養ドリンクなどに名前を見ても分からないような化学合成物を多用して消費者に副作用の懸念を抱かせるが、日本では広く知られたビタミンなどの栄養素を使用することで消費者自身に判断の余地を与え、懸念を減らしている」とも指摘している。

このほか、日本のドラッグストアが中国語の商品案内を充実させたり、中国人の習慣に合わせた陳列にしたり、中国語が分かるスタッフを配置したりすることで中国人観光客に親近感を与え、購買欲を刺激していることにも言及。最後に、「細かいところが成否を分ける。医薬品の効能には日中で大差はないが、日本人の生産、販売における消費者に対する至れり尽くせりの尊重と思い遣り、配慮は学ぶに値するものだ」と結んでいる。(翻訳・編集/北田)