13日、韓国・聯合ニュースは、韓国の大学図書館で試験期間になると決まってある「戦争」が勃発し、そのために学生らが「学ぶ権利」を奪われていると報じた。資料写真。

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2016年12月13日、韓国・聯合ニュースは、韓国の大学図書館で試験期間になると決まってある「戦争」が勃発し、そのために学生らが「学ぶ権利」を奪われていると報じた。

その戦争とは、閲覧室や学習室の席をめぐる戦いだ。韓国の大学図書館は勉強する学生らで普段から混雑していることが多いが、試験期間になると席取り戦争はより激しさを増す。席取りのためかばんや本を置くのは基本、中には「この席に座らないで。私は毎日来ます」など警告メモを貼り数日にわたって席を独り占めする学生もいる。「少しでも席を空けると座る場所がなくなる。座ろうと思ったら前もってかばんなどを置いておくしかない」と語る学生としては、勉強するためには避けられない手なのだ。

大学図書館側はこうした「私席化」と呼ばれる迷惑行為を防ごうと、発券機システムを導入したり、空席に置かれた物品の整理作業を行ったりしている。しかし効果は一時的で、座席をめぐる争いは一向に解決をみない。大学図書館の座席がそもそも足りないことが要因だ。

韓国の大学設立運営規定は、大学は定員の20%以上を収容できる座席を図書館に確保するよう定めている。しかしこれを守っている大学は全体の半数に満たず、1座席当たりの学生数が8人に上る学校も19校(10.2%)に達している。また、大学が図書館に費やす予算も減少傾向にあり、10年と14年を比較すると、全体の座席数もむしろ減少しているという。

これについて韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられた。

「どけて座ればいいんじゃない?」
「人格がなってない人間が勉強したところで何になる?人格をきちんと確立してから勉強しなさい」
「カフェで席取りして勉強する人たちもどうかと思う。横で騒ぐとやたら大きくため息をつくし」

「本当に自分の席みたいに、本立てや水筒を持って来て置いておく人をたくさん見かけるよ」
「毎日来るのはおまえだけじゃないだろ。自分勝手過ぎる」
「20年前も今も似たようなものだな。図書館を新築すべきなのに、金にならないからと産業施設ばかり拡充してるから」

「図書館だけの話じゃない。地下鉄でもバスでも、老若男女問わず、自分のことしか考えない配慮に欠けた人が多過ぎる。政治だけではなく僕らも変わらなきゃいけない点はとても多い」
「結論:一番勉強のできないやつらが一番騒いでいる」
「風呂に入って図書館に行く時間すらもったいない。家で勉強すればいい」(翻訳・編集/吉金)