【イベントレポート】芸者の踊りと会席を楽しむ!新橋演舞場で粋な遊び文化を体験

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2020年の五輪開催でますます世界からの注目が集まる東京。今改めて、昔から受け継がれてきた日本文化を見直してみるのはいかが。そこで今回、新橋演舞場で開催された「なでしこの踊り・晩夏2016」に潜入、新橋の花柳界の遊び文化に触れてきた。会席料理と芸者衆の踊り、お座敷遊びを体験して充実のひとときに。

Kaz Sasaki

◆旬の食材を盛り込んだ会席料理を満喫

舞台の前に用意されているテーブル席に着いたら、まずは食事を楽しんで。お座敷には欠かせない、色とりどりの季節の食材を使い見た目にも鮮やかな会席料理。そんな料理を盛り込んだ高級感漂うお弁当がいただける。前菜5種の盛り合わせやお刺身、煮炊き物7種、牛肉ステーキ、焼き野菜3種、甘味など、一品一品が味わい深くとっても満足。芸者衆がお酒を勧めてくれる一幕もあり、花街気分も満喫できる。

◆お姐さんの解説付きだからよりいっそう楽しめる

踊りの前には、司会者とお姐さんのかけあいで、新橋花柳界のことや新橋演舞場の成り立ち、当日の踊りの内容、男役と女役の髪型や着こなしの違いなど、やさしく解説してくれるので、初めてでもわかりやすい。普段なかなか触れることのできない花街、江戸の文化を知る絶好のチャンスに。

◆目の前で美しく舞う芸者衆の姿に華やいだ気分に


披露された踊りは、江戸の夏祭りの風情を描く6曲。「祭りの踊りに“鳶の頭”と“芸者”はつきもの」ということで、男役の“鳶の頭”と女役の“芸者”に扮した若手4人の芸者衆が舞台を彩る。しなやかに舞い、時に勢いよく立ち回る、美しい所作で繰り広げられる踊りは華やか。粋な文化を実感せずにはいられない。新橋の花柳界に触れられてよかった! そんな気分になること間違いなし。

◆お座敷遊びを通して優雅で贅沢な時間を過ごして


美食を味わい、踊りを見て楽しんだあとはもうひと遊び。その場で端唄を教えてもらい、三味線の伴奏に合わせて客席も一節。唄に合わせて芸者さんが踊るというなんとも贅沢な時間。客と芸者衆が共に遊ぶことこそお座敷の醍醐味なのだとか。最後には、芸者衆が客席のテーブルを回り、写真を撮ったり話をしたり。芸者衆の話し方やそのしぐさに接し、女性としての美しさを再発見。

次回のイベントをチェックして、日本特有の文化に触れてみて。



「なでしこの踊り・早春2017」
開催場所/新橋演舞場・地下特設会場(東京都中央区銀座6?18?2)
開催日程/2017/2/16(木)、2/17(金)、2/27(月)、2/28(火)、3/1(水)?3/3(木)、3/5(日)
開演時間/12:00?(11:30開場)予定
料金/S席12000円、A席10000円
チケット販売/2016/12/13(火)10:00?(チケットホン松竹、各プレイガイドにて)
アクセス/東京メトロ日比谷線「東銀座駅」より徒歩3分

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