13日、銭江晩報によると、杭州市老人スポーツ協会と旅行会社が企画したイベントに参加したお年寄りが、訪れた先の香港で強制的に土産物を買わされるという騒動があった。

写真拡大

2016年12月13日、銭江晩報によると、杭州市老人スポーツ協会と旅行会社が企画したイベントに参加したお年寄りが、訪れた先の香港で強制的に土産物を買わされるという騒動があった。

参加した呉(ウー)さんによると、7日間のうち初日に「芸術文化節」というイベントに参加した後は、何軒もの宝石店や百貨店に連れて行かれ、商品の購入を迫られたという。途中のバス車内からガイドによる塗り薬の押し売りが始まり、「買わないとバスは動かない」と言われ、仕方なくほかの参加者と金を出し合って一切商品表示のない薬を1瓶購入した。

その後もガイドは「私に協力しなければ、ホテルも食べ物もないと思いなさい。購入するまで何軒でも店を回る」と話し、1800香港ドル(約2万7000円)以上の商品の購入を迫った。呉さんは「お金を持っていないというと、ガイドから借りるように言ってきた。私は年寄りで学もないので、本当に帰れないのではないかと怖くなって、言うとおりにするしかなかった」と話した。

購入しなかったり、ガイドが納得しなかったりすると口汚く罵倒され、参加者の中には泣き出してしまう人もいたという。

杭州市臨安市老人スポーツ協会の呂(ルー)氏は、「自由参加でスケジュールにはショッピングすることも明記してある」と説明。さらに、「イベントは今回が2回目で、900人あまりが参加した。イベント費用は980元(約1万6000円)だが、こんなに低価格なわけがなく、買い物しなければならないことは誰でもわかる。罵倒するかどうかはガイドの質の問題」とした。

一方、旅行会社の担当者は「契約には確かに『強制的に購入させてはならない』と記されていた」として、商品の返品と補償に応じる姿勢を示しているという。(翻訳・編集/北田)