12日、英軍事情報分析会社IHSジェーンズの新しいリポートによると、中国の国防予算は2020年までに10年当時からほぼ倍増の2330億ドル(約26兆8400億円)に膨らむという。これは西欧諸国の国防予算の総計に相当する規模だ。資料写真。

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2016年12月12日、英軍事情報分析会社IHSジェーンズの新しいリポートによると、中国の国防予算は2020年までに10年当時からほぼ倍増の2330億ドル(約26兆8400億円)に膨らむという。これは西欧諸国の国防予算の総計に相当する規模だ。ロシアの通信社スプートニクの中国語ニュースサイトが伝えた。

リポートによると、世界2位の軍事大国である中国の16年の国防支出は1917億ドル(約22兆903億円)で、前年比1100万ドル(約12億6757万円)増加している。一方、世界1位の米国の16年の国防支出は6220億ドル(約71兆6755億円)で、前年からの増加分は70億ドル(約8066億円)だ。

リポートの作者は、南シナ海周辺の緊張が高まっていることについて、「アジア太平洋地域における主要な傾向は、伝統的な領土防衛から戦力投射への転換だ」とし、「関係国の国防支出を増やす可能性が高い」と指摘している。11年から15年までの南シナ海地域諸国の軍事支出の総計は1660億ドル(約19兆1288億円)だったが、16年から20年までは2500億ドル(約28兆8084億円)まで膨らむとの予想だ。(翻訳・編集/柳川)