14日、中国のアニメ・漫画関連企業である「ファンファン漫画」は東京都文京区の日中友好会館で中国「新星杯」漫画コンクール10周年東京特別展、「良築良作中国漫画家村」の日本村設立式典を15日に行うと発表した。写真は設立準備が進められる日本村。

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2016年12月14日、中国のアニメ・漫画関連企業である「ファンファン漫画」(翻翻動漫集団)は東京都文京区の日中友好会館で中国「新星杯」漫画コンクール10周年東京特別展、「良築良作中国漫画家村」の日本村設立式典を15日に行うと発表した。

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集英社、KADOKAWAグループ、スクウェア・エニックス、アサツーディ・ケイなどの業界関係者を招待する。「新星杯」漫画コンクールは中国杭州市(中国国際動漫節組織委員会)が主催で、ファンファン漫画が実行し、集英社がサポートする漫画コンクールである。初開催から10年間、「新星杯」は中国地域だけでなく、海外華人華僑向けにも募集を始めている。同コンクールをきっかけにデビューした漫画家は50人以上で、7人の作品が日本の雑誌やデジタル媒体に掲載され、うち1作品は集英社「週刊少年JUMP」で初めての海外作家のオリジナル作品として掲載を果たした。現在、「新星杯」はすでに中国にて最も規模が大きく、レベルが高い漫画コンクールとなっている。

「良築良作中国漫画家村」は「新星杯」漫画コンクールを支える基盤として、ファンファン漫画社は2014年11月、中国の杭州市で初めての「中国漫画家村」を立ち上げた。中国最大の漫画施設でもあり、現在は50人以上の漫画家が在籍し、中国の「トキワ荘」と呼ばれている。

中国漫画家村は杭州をはじめ、北京、武漢、広州、重慶いわゆる「東南西北中」5つの拠点作りを終え、オリジナル漫画の創作に力を入れている。今後は、中国の優秀な漫画作品の輸出を通して海外との文化交流を深めることを目指し、東京のほか、台北、ソウル、パリでも「漫画家村」を設立する予定である。

「日本漫画家村」は東京都文京区に設立され、これは海外初の「漫画家村」となっている。「日本漫画家村」は中国人留学生の漫画家志望者のみではなく、中国市場に興味を持つ日本人の新人漫画家にも優しい創作環境及び専門的な編集サポートを提供することで、現代版の「トキワ荘」として機能するのを期待している。

東京での漫画家村設立についてファンファン漫画側は、「日本漫画家村は海外初の漫画家村で、中国人留学生の漫画家志望者のみではなく、中国市場に興味を持つ日本人の新人漫画家にも優しい創作環境及び専門的な編集サポートを提供することで、現代版の「トキワ荘」として機能するのを期待している」と述べた。さらに、中国だけでなく日本でも漫画業界の人材を発掘し、中国の漫画の未来を作りたいと語っている。(編集/内山)