火曜深夜は『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日、AbemaTV)、3rd Season Rec6。
カオスでヤバイ、フリースタイルラップのバトル番組だ。


前回、teamニガマムシが、ラスボス般若を引きずり出すも、敗退。

チャレンジャーは、team一二三屋。
HIDADDY
BIG MOOLA
Willy Wonka a.k.a.TAKA
の三人。

最初は2on2。
チャレンジャーは、HIDADDYとBIG MOOLA。
モンスターは、漢a.k.a.GAMIと輪入道のタッグ。

HIDADDYとBIG MOOLAは、韻をがっちり踏んでくる。
・盲目 豚足 東北
・マイナー ライマー
・新木場ageHa 死んできなアホが

返す漢a.k.a.GAMIと輪入道も
・100%無理 ハスラースキル
・一二三屋 怯みな
と踏み返す。

その後もお互い韻の踏み合いだ。
・デブにデブ レクイエム エグいデブ
・湿布貼った HIPHOPPER
・油かす たぶらかす
・飲んでこい 性行為
・家訓とタトゥーを 嘉門達夫
・頭がぎゅうぎゅう 鼻から牛乳 端から集中 朝からYouTube
・スライス スパイス
・スパイス 酸っぱいんです
・ありきたり 蟻みたい
・10年も立てば 夢のカケラ
・全然うだつが 戦線離脱だ
・嫌いや 地雷や 時代は俺らや 自来也
・よく喋るや ヨークシャテリア

これだけの韻を即興でアンサーしながら踏む。
どれだけウンと頭が回転しているのか。
ディスられがちなワードに対しては、もう自分の中に韻のリストがずらーっと揃っているのだろう。
弱みを強みに変える力で言葉をハメる。すごい。
バトルは、team一二三屋の勝利だ。

2nd BATTLEは1on1。
モンスターはCHICO CARLITO。
複数人対決はたいへんそうだが、1on1は、みんなやりやすそうで活き活きしている。

先攻のCHICO CARLITOも、いきなり、すごい勢いでかます。
「しっかりかましに来た 磨いて来たぜ南東西北(みなみひがしにしきた)」
KEN THE 390の言葉を借りれば「スピットするラップ」だ。

HIDDADYが、ドラクエのネタで返す。
「分かるかな? 分かるかなってまたルカナン
ルカナンはドラクエの呪文でお前の防御力を今下げた
だから俺は倍生きると
バイキルト 攻撃力 倍でドーン」
ちなみにバイキルトは、攻撃力を増加させるドラクエの呪文。
ROUND1はCHICO CARLITOの勝利。

続くROUND2で、CHICOがドラクエねたをポケモンねたを返す。
「しかもドラクエじゃなくて ポケモンの世代 破壊光線
ヤバイ少年 これは証言 音の中で話してる本音」
韻を踏みながらガンガンあがっていく。
ちなみに、破壊光線は、ポケモンの技。
さらに、ビートが止まる曲を利用して、
「湿布貼ってる それかジップロック 真空パック
十中八九 負けるのアンタ 中指立ってて言ってやる (ふぁっくゆー)」
コンプラの「ファックユー」を言わずに無音とかぶせる技、かっこいい。
CHICO CARLITOの勝利だ。

そういえば、HIDDADY、TENGAねたカマしてたけど、前の出場のときもTENGAねたカマしてた。どんだけTENGA好きか。(テキスト/米光一成 イラスト/小西りえこ