【ムービー】トヨタがWRC体制発表! ヤリスの最終スペックも公開

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フォルクスワーゲンからラトバラが加入

トヨタガズーレーシングは、WRC2017シーズン開幕戦・ラリーモンテカルロを1カ月後に控えた12月13日、フィンランド・ヘルシンキにある「フィンランディアホール」で2017年の体制発表会を行った。

会場には世界各国からメディアが集まったが、トヨタ17年ぶりのWRC復帰と言うこともあり、自動車メディアだけでなく、TV、一般誌、WEBメディアなども数多く集まった。


注目はドライバーラインアップの発表だ。すでにヤリスWRCの初期テストから開発に参加してきたユホ・ハンニネン選手は発表済みだが、もう1台は空席。誰が座るのか、注目が集まっていたが、今シーズンまでVWのドライバーだったヤリ-マティ・ラトバラ選手と発表!

ちなみにラトバラ選手はラリーデビューがトヨタカローラGT、WRカーデビューがカローラWRCとある意味「トヨタに縁のある」のドライバーだ。

登場したヤリスWRCは最終スペック仕様。開発当初のテストカーとは印象がかなり異なり、フロント/リヤは新デザイン、サイドは側面衝突対応の緩衝材を使用することからデザインも新しくなっている。

ちなみにグリルレスのフロントと横長のリヤコンビランプは、今後登場予定のヤリス(ヴィッツ)の大幅改良モデルの先出しなのだろうか? ちなみに車体開発はフィンランドのTMR(トミ・マキネンレーシング)、1.6リッター直噴ターボエンジンはドイツのTMGが担当している。


準備不足や開発の遅れなどもあり、現時点での戦闘力は未知数と言われているものの、TMGの関係者によればエンジンは予想以上のパフォーマンスとのこと。


シャーシに関してだが、こればかりは実際に走らせてみないと解らない。発表会の翌日である12月14日、フランス・トゥールーズ近郊での走行テストを行なう予定。果たしてどのような走りを見せてくれるのか? 注目が集まる。

SPEC

■エンジンタイプ:直列4気筒直噴ターボエンジン
■排気量:1,600cc
■最高出力:380馬力以上
■最大トルク︓425N・m以上
■ボア×ストローク:83.8mm×72.5mm
■エア・リストリクター:36mm(FIA規定による)
■ギヤボックス:油圧式6速シフト
■駆動方式:4WD
■差動装置:機械式ディファレンシャル×2/アクティブ・センター・ディファレンシャル(トルクスプリットオプション)
■クラッチ:焼結ツインプレート・クラッチ
■サスペンション(前後):マクファーソン・ストラット
■ステアリング:油圧式ラック&ピニオン
■ブレーキシステム:
グラベル用:300mm(空冷および水冷)
ターマック用:370mm(空冷および水冷)
■全長×全幅×全高:4085mm(空力パーツ込)×1875mm×調整可能
■トレッド:調整可能
■ホイールベース:2511mm
■最低重量:1190kg
■最高速度:201km/h(理論値)