12日、韓国・世界日報によると、韓国国民10人のうち2人は自らを「最下層」と考えていることが分かった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル。

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2016年12月12日、韓国・世界日報によると、韓国国民10人のうち2人は自らを「最下層」と考えていることが分かった。

韓国統計庁が12日に発表した報告書「韓国の社会動向2016」によると、「最下層に属する」と考えている世帯が、1994年の12.8%から15年には19.5%に増加した。一方、「中間層に属する」と考えている世帯の割合は、同期間で60.8%から53.0%に低下している。また、「個人の努力によって、経済的・社会的地位が高くなる可能性」については、1994年には肯定的な回答が60.1%に達していたが、2015年は21.8%に急減した。「努力しても駄目だ」という否定的な回答は、同期間に5.3%から62.2%まで急上昇しており、特に30〜40代では悲観的認識が70%にまで達している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「私の実感では、『最下層に属する』と考えている人は、10人中2人どころじゃないように思う」
「国全体がうつ病になってしまったような気がする」
「こんな状態だから子どもを育てる気にもなれない。人口が減るはずだな」
「このような時にこそしっかりとした知識人が必要なのに、韓国にはそういう人が見当たらない」

「結局トリクルダウン効果(富める者がさらに富めば、貧しいものへ富が分配されるとする考え方)なんてなかった」
「大韓民国は普通のおばさん(大統領の友人で、国政介入事件で逮捕・起訴された崔順実被告)が政界の大物フィクサーになれる国だ。ある意味ガラスの天井がない国とも言えるんじゃないか」
「正直に言って、70歳を超えたら何か罪を犯して刑務所で過ごした方がましだと思う」

「平均寿命が延びている話を聞くと、長く続く将来が絶望的に感じられる」
「お金がないから不幸なのではなくて、将来に希望が持てないから不幸なんだ」
「現実を見たら悲観的にもなる。一生の間、懸命に働いた70代の老人よりも、生まれたばかの財閥2世・3世の方が、比較にならないくらい金持ちだ」(翻訳・編集/三田)