ダース・ベイダーのスーツアクターを演じたデヴィッド・プラウズ(写真は『I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー』)/[c]1979 - 2014 LUK INTERNACIONAL. All rights reserved.

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『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)で今年もファンの熱狂を呼んでいる『スター・ウォーズ』シリーズ。本シリーズが生んだ映画史に名を残す最強の悪役はご存知ダース・ベイダーだが、その“中の人”にスポットを当てた作品が立て続けに公開される!?

【写真を見る】ダース・ベイダーの“中の人”の素顔とは?(写真は『エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -』)/[c]ELSTREE 1976 LIMITED, 2015

ベイダー卿の有名なセリフをタイトルに冠した『I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー』(17年1月7日公開)は、エピソード4〜6でダース・ベイダーのスーツアクターを演じたデヴィッド・プラウズに迫ったドキュメンタリーだ。

ベイダーの声はジェームズ・アール・ジョーンズという俳優が演じているため、“中の人”である彼の演技はその動きでしか知る事はできない。詳しい方なら「“中の人”って、エピソード6で素顔を晒しているじゃないか…」と思うかもしれないが、そのシーンを演じているのはセバスチャン・ショウというまた別の俳優で、プラウズではない。

実はこの件でプラウズは監督のジョージ・ルーカスとの間でトラブルになり、以降、公式のファンイベントにも出演できなくなってしまったという逸話がある。そんなプラウズを救おうとスペインの『スター・ウォーズ』ファンだったマルコス・カボタがメガホンをとり、当時のスタッフやキャストへの取材を通し、一連の経緯をたどっていくのが本作の見どころだ。

元々、ボディビルダーやウェイトリフティングの選手として活躍したプラウズ。強靭な肉体と198cmという長身がダース・ベイダーというキャラクターに大きく寄与したのは間違いないが、それ自体がトラウマとなってしまったという苦悩が本作で初めて明らかになる。

エピソード4でストームトルーパーや反乱軍パイロットといった、やはり素顔の出ないキャラクターを演じた人々に迫った『エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -』(12月17日公開)にも、プラウズはもちろん出演。シリーズを深く掘り下げたければ、プラウズの存在は避けて通れないということだ。

マーク・ハミルやハリソン・フォードといった『スター・ウォーズ』によってスポットライトを浴びるようになった俳優たちのほかにも、シリーズを陰で支えた人々がいる――。『スター・ウォーズ』が注目を集める今、“中の人”のドラマを知ることで、また違った角度から『スター・ウォーズ』を楽しんでみてはいかがだろうか。【トライワークス】