13日、岸田文雄外相は閣議後の記者会見で日中韓首脳会談の年内開催を断念すると正式に発表。環球時報は「世論は韓国の政局が主因とみている」とし日韓の報道を紹介した。写真は韓国の大統領府。

写真拡大

2016年12月13日、岸田文雄外相は閣議後の記者会見で日中韓首脳会談の年内開催を断念すると正式に発表した。岸田外相は見送りの理由について「諸般の事情」と説明するにとどめたが、環球時報は「世論は韓国の政局が主因とみている」とし日韓の報道を紹介した。

日本では、日中韓首脳会談が見送りになったことで、日本は中国を念頭に置いた外交戦略で調整を余儀なくされたとの報道が見られている。一方、韓国メディア・edailyによると、韓国の外交部門関係者は、「首脳会談が見送りになったのは、中国側が具体的なスケジュールを日本に提供しなかったからだ」と語っているが、日中韓の世論は韓国の政局の混乱を主因とみている。

さらに韓国では、「韓国の高高度防衛ミサイル(THAAD)の配備に中国は不満を抱いており、この影響で日中韓首脳会談にも積極性が欠けた」との報道もあり、韓国・ニューシスは「前回の日中韓首脳会談でも中国は開催国の韓国に対しなかなか具体的なスケジュールを提供しなかったが、首脳会談は問題なく開催できた。日本が開催に関して決意を固めていたら(年内の)開催は不可能ではなかったはずだ」と報じている。(翻訳・編集/内山)