13日、中国湖南省永州市道県では近年、幼い我が子を貸し出す親が相次ぎ、こうした児童を借りて犯罪に利用する組織が後を絶たない。資料写真。

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2016年12月13日、中国湖南省永州市道県では近年、幼い我が子を貸し出す親が相次ぎ、こうした児童を借りて犯罪に利用する組織が後を絶たない。中国の各メディアが伝えた。

このほど保護された7歳ほどの女の子も同じように犯罪に利用された子どもの1人。女の子は実の親や戸籍に登録されていないため年齢などの詳細は分からない。女の子のように、国の規定を超えた出産により生まれ戸籍に登録されていない子どもがこうした犯罪に利用されるという。

子どもに対する警戒心が薄いことを悪用し、現金やスマホを盗ませている。多くは小学低学年の子どもで、犯罪グループは子どもの親からレンタルし訓練を行った上で犯行に手を染めさせる。窃盗に子どもを利用する問題はすでに同県で社会問題となっており、一般的に、1年のレンタル料は5万元(約83万円)で、1日は100〜200元(約1700〜3300円)ほど。さらに、窃盗団の女らは、妊娠まで利用し警察の目をあざむいている。このほど逮捕された4人の女はいずれも国の規定を超えた出産を経験しており、女らは妊娠中や授乳中に犯行を行う。仮に捕まっても妊娠や授乳を理由に処罰の軽減される可能性が高いという。

こうした方法で利益を出したことで、同じ手法を模倣した窃盗が続出し、道県の社会問題となっている。道県の社会問題に中国メディアでは、「子どもは親だけでなく、国の未来である。親は子どもの手本となるべきだが、小さいころから犯罪に手を染めさせるような親を見たら子どもはどう成長するのか?。子どもの悲劇が予想できることは非常に悲しいことだ。この悲劇を子どもに味わわせるべきではない」と警鐘を鳴らしている。(翻訳・編集/内山)