「Thinkstock」より

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 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 会期延長も12月14日までと決まり、「今年はクリスマスをゆっくり過ごせるかな」と仲間内で話をしています。

 さて、24歳年下の秘書と再婚し、国会内で「おめでとう」コールに包まれている三原じゅん子参議院議員が11月21日、「婚活・街コン推進議員連盟」の会長に就任したことが発表されました。2期目の議員が議連の会長に就任するのは、とても珍しいことなのですが、前会長の小池百合子東京都知事から直接の後継指名を受けたそうです。

 同日に行われた議連の会合では「婚活・街コン推進サミット」として、次のことを宣言しました。

(1)少子化を打破するために関連予算化に取り組む
(2)妊娠出産に関する普及啓発をする
(3)婚活のチャンネルを利用できる環境整備

 これらが三原氏の会長就任と併せて出席していた国会議員と200人以上の事業者や自治体関係によって承認されました。この議連の働きかけなどにより、来年度の予算要求額は約40億円となっており、地方自治体向けの街コンの費用となるようです。私たち秘書にも「婚活推進の波」が来てほしいものです。

 そういえば、「結婚祝いは何がいい?」と先輩議員から聞かれた三原氏が悩んでいると、「旦那の公認とか?」と投げかけられ、すぐに直立不動で「公認、ぜひお願いします!」と深々と頭を下げていました。冗談だとは思いますが、永田町の結婚祝いは面白いものも多いので、近々ご紹介します。

 ところで、「国会議員の秘書」は、とにかくモテません。世間一般の男性は、「国会議員秘書」に対して、どのようなイメージを持っているのでしょうか。

 異業種交流会や合コンなどで出会いがあっても、なかなかデートまで約束できず、「女のくせに忙しいなんて、おかしいだろ!」と何度も言われてきました。予定をしていたとしても、急に翌日の質問準備が入りドタキャンしてしまうこともありました。もちろん相手は怒って、「女のくせに仕事を理由にキャンセルなんて、生意気だ!」などと言われたりもしました。なぜか、必ず「女のくせに」がつくのです。

 現在、真剣に婚活中の後輩女子秘書たちの話を聞いていると、「(婚活パーティや街コンなどの)出会いの場では、決して自分の職業を明かさない」と言う女子がほとんどです。本当の職業を伝えると、99%の男性は引いてしまうそうです。

●国会議員秘書は大和撫子揃い?

 これは筆者の個人的見解ですが、日本人男性の多くは、男性に対して心を配り尽くしてくれる女性が理想で、国会議員の秘書をしているような女性は「自我が強く、女性の社会進出や人権などを主張する」強そうなイメージを持っているのではないでしょうか。少なくとも、おしとやかに一歩下がって歩くような大和撫子のイメージはないのだろうと思います。

 しかし実際には、国会議員秘書の女性の多くは、「ザ・大和撫子」です。歩くときは常に議員優先で一歩後ろに下がり、贈答品などの心遣いはもちろん、お礼状などのお手紙も“神対応”です。決して目立たず、常に心配りをする。議員に対して尽くすことが仕事なのですから、家庭でも、それをするに違いありません。子育てについても、制度に精通していますし、議員会館に認証保育所もありますから心配無用です。

 したがって、議員秘書の妻は「夫を立て、男性陣の理想の家庭を築けるはず」……と言いたいところですが、実はこれは政党間で格差がありそうです。個人的には、自民党の議員秘書をお薦めします。

 なぜなら、自民党国会議員の女性秘書は、男尊女卑思想の強い永田町で“プロの大和撫子”になるように育てられていることが多いので、そういう意味では婚活している男性のニーズにマッチしているからです。
(文=神澤志乃)