「TAP THE LAST SHOW」ポスター (C)2017 TAP Film Partners

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 俳優の水谷豊が映画監督に初挑戦した「TAP THE LAST SHOW」が、2017年6月17日に公開されることが決定し、水谷扮する元天才タップダンサー・渡真二郎の姿が初めて披露されたビジュアル&ポスターが初披露された。栄光に満ちたダンサー生活から一転、悲惨な事故によって落ちぶれてしまった渡の悲哀に満ちた表情を切り取る一方で、ポスターの「夢みるのは、これからだ。」というキャッチコピーが、渡の不屈の精神を表現した仕上がりになっている。

 本作は、水谷が約40年間温め続けた悲願の企画が実現したもの。邦画としては初めてタップダンスを題材にした作品で、ショービジネス界の光と影を丁寧に描いている。ある舞台での事故が原因で引退を余儀なくされ、演出家として仕事を続けていた元タップダンサーの渡は、周囲との軋轢(あつれき)から酒に溺れ、自堕落な生活を送っていた。やがて、旧知の劇場支配人から「劇場最後のショーを演出してほしい」と依頼されたことで、事情を抱えるタップダンサーの若者たちとショーを作り上げていく。

 当初は渡を主役に据えていたが、主演する水谷の年齢を考慮し、大ケガを負い一線を退いた元タップダンサーが未来ある若者たちを導く“師弟物語”へと転換。日本のタップダンス界を牽引するHIDEBOH氏がダンス監修を務め、総勢300人のオーディションを敢行し、水谷自らが選考に参加した5人の若きダンサーをメインキャストに抜てき。水谷は「若いダンサーたちと作りあげた映画とショウを皆さんに楽しんでいただけたら、幸いです」とコメントを寄せている。

 公開された画像では、渡がひげを蓄え、白髪混じりの頭髪であることが確認できる。水谷が映像作品で白髪を見せるのは、本作が初めてのこと。かつて栄光と挫折を味わい、どこか危ういムードをかもし出す渡というキャラクターを表現するためのポイントになっている。

 「TAP THE LAST SHOW」は、17年6月17日から全国順次公開。