小日向文世&矢口史靖監督が自転車
に乗りレッドカーペットに参加!

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 矢口史靖監督最新作「サバイバルファミリー」が12月12日(現地時間)、第1回マカオ国際映画祭のコンペティション部門でワールドプレミア上映され、矢口監督と主演の小日向文世が舞台挨拶に立った。同部門に邦画で唯一ノミネートを果たした今作は、原因不明の“電気消滅”が起こった世界を舞台にしたもの。矢口監督と小日向は物語の内容にちなみ、レッドカーペットに自転車で登場するというパフォーマンスを行い、熱気あふれる会場をさらに盛り上げた。

 同作は、矢口監督がオリジナル脚本を手がけたサバイバルムービー。“電気消滅”によって、テレビ、冷蔵庫、スマートフォン、パソコン、電車、自動車、ガス、水道などあらゆるものが完全にストップ。東京は廃墟寸前になってしまい、超不自由な生活に業を煮やした鈴木一家の父・義之(小日向)は、東京脱出を決断する。

 映画祭の会場となったのは、マカオのランドマークでもある高さ338メートルのマカオタワー内のスクリーン。上映には熱狂的な矢口監督ファンのほか、別の部門で同映画祭に参加していた黒沢清監督も駆けつけた。俳優人生40周年の節目の年に初の国際映画祭参加となった小日向は、「初めてのレッドカーペットに興奮しています」と述べ、舞台挨拶では広東語で「今日はカジノのために全財産を持って日本からやってきました。映画を楽しんでいってください」とジョークを交えながら挨拶。矢口監督は、「サバイバル能力が全くない一家の七転八倒を楽しんで見ていただきたいです」と自作を紹介していた。

 上映中は、何度も観客から笑い声が上がり、ある場面では拍手も起こるなど大盛況。矢口監督は観客の反応を受けて「日本文化の中の細かいネタが多い作品なので、海外のお客様に伝わるのか心配していました」と上映前の心境を吐露したうえで「こちらが反応して欲しいネタには100%笑ってくださいました。お客様の反応が素晴らしかったので、自信をもって日本に帰ることができます」と確かな手応えを感じていた。

 小日向も矢口監督同様「こんなに反応がはっきり出るとは思いませんでした。まずはほっとしています」と安堵の表情。「監督の脚本を読んだ時の感想が観客にもストレートに伝わっていると感じました」と喜びの言葉を口にした。

 「サバイバルファミリー」は、2017年2月11日に全国で公開。