12日、韓国メディアによると、韓国国会で朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案が可決されたことに関し、「親朴派」として知られる与党セヌリ党の金鎭台議員が「弾劾訴追案は憲法裁判所の審理で棄却される」と予想した。写真はソウル光化門で開かれたデモ。

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2016年12月12日、韓国・国民日報によると、韓国国会で朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する弾劾訴追案が可決されたことに関し、「親朴派」として知られる与党セヌリ党の金鎭台(キム・ジンテ)議員が「弾劾訴追案は憲法裁判所の審理で棄却される」と予想した。

金議員は9日午前、国会の弾劾表決を前に「私が弾劾に反対する理由」と題する文章をフェイスブックに掲載した。金議員は「(朴大統領が)一体何の罪を犯したというのか。ついにはセウォル号沈没事故の責任まで大統領の弾劾事由に含まれた。これでは、今後大きな事故が起きるたびに大統領を弾劾しなければならなくなる」と主張した。また、金議員は憲法裁判所の弾劾審判に関して「大統領を罷免するほどの“重大な法律違反”がなければならないというのが憲法裁判所の立場」と明らかにし、「現在大統領にかかっている容疑はこれに該当しない」と強調した。さらに、金議員は「政治も人が行っているもの」とし、「世界を救えないとしても、1人の無実の人間を犠牲にしないでほしい。その1人が一般市民でも大統領でも同じことだ」と訴えた。

これについて、韓国のネットユーザーからは「金議員の目には朴大統領とその追従者以外は犬や豚に見えるのだろう」「何の罪かって?全国民を苦しめた罪だ!」「セウォル号事故が発生したことに対して責任を取れと言っているのではない。どう対応したかについての責任だ…」「韓国の政治が後退している理由が分かった」「セウォル号は100ある弾劾理由のうちの一つに過ぎない」など、反発の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)