12日、米国はこのほど、中国が核兵器の搭載が可能な長距離爆撃機を南シナ海の空域で飛行させたことを明らかにした。資料写真。

写真拡大

2016年12月12日、米国はこのほど、中国が核兵器の搭載が可能な長距離爆撃機を南シナ海の空域で飛行させたことを明らかにした。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

米FOXニュースによると、これは軍事力を誇示することが目的で、ドナルド・トランプ次期大統領がこれまでの慣例を破って台湾総統と電話会談を行ったことへの圧力とみられる。

中国が派遣した爆撃機は中国が独自に領有権を主張している地図上のライン「九段線」に沿って飛行したという。九段線内に含まれる島しょに対しては、台湾やベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイなども領有権を主張している。

中国軍機が九段線に沿って初めて飛行したのは2015年3月。今回は轟−6爆撃機を護衛するように戦闘機が付き添っていたという。

米国防総省を懸念させているのは中国が南シナ海で領有権が争われている島に最新の対空ミサイルを配備していることで、FOXニュースは2月、パラセル諸島のウッディー島(永興島)に地対空ミサイルが配備されたことを報じていた。

中国が南シナ海で軍事力を増強し、米中関係が緊張を増している中、中国の軍事行動が人々の不安を拡大させている。(翻訳・編集/岡田)