中国メディアの今日頭条は10日、2016年の中国市場における日系車の新車販売台数は400万台突破が確実であることを伝えつつ、「日系車の排斥を叫ぶ声があるなかで、なぜ日系車はこれほど売れるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディアの今日頭条は10日、2016年の中国市場における日系車の新車販売台数は400万台突破が確実であることを伝えつつ、「日系車の排斥を叫ぶ声があるなかで、なぜ日系車はこれほど売れるのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、中国国内では「日系車や日本製品を買わない」と宣言する中国人消費者は少なくないとしながらも、日系車の新車販売台数を見れば「日本製品の不買というスローガンはただのジョークに過ぎないことが分かる」と論じた。

 続けて、日本製品や日系車の不買を呼びかけるやり方は「そもそも理性的ではないうえに、うまくいくはずがない」とし、本当に必要なのは「なぜ日系車が中国でこれだけ売れるのか、消費者が何を評価して日系車を購入しているのかを理解することだ」と主張。

 さらに、日系車の新車販売台数が2016年に400万台を突破する見通しであることは、「日系車の燃費が良くて高品質」という強みのほかに、複数の要因がかかわっているものと指摘し、まず人気のSUV市場に積極的に新車を投入したことが功を奏したと論じた。さらに、中国の消費者のニーズに応じて、ターボエンジン搭載の車種を投入したことや、消費者が手頃に感じる価格戦略も奏功したと指摘した。

 記事は、日系車の販売が好調であることは事実としながらも、17年も同じような勢いを保てるかどうかは未知数だと主張している。確かに中国車が販売を伸ばしているうえ、韓国メーカーも事業戦略の調整を行っており、日系車が17年も販売台数400万台を維持するためには、各メーカーはかなりの努力が求められることは間違いなさそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)