ドイツ映画「Toni Erdmann」 写真提供:アマナイメージズ

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 ヨーロッパ映画アカデミー主催の第29回ヨーロッパ映画賞が発表され、ドイツのマーレン・アーデ監督作「Toni Erdmann(原題)」が、ヨーロッパ最優秀作品に与えられるヨーロッパ作品賞と同監督賞、脚本賞、男優賞、女優賞の主要5部門を制した。

 「Toni Erdmann(原題)」は、キャリアウーマンの娘(ザンドラ・ヒュラー)と、空気を読まないいたずら好きの元音楽教師の父親(ペーター・ジモニシェック)の関係を描いたドラメディ。今年のカンヌ映画祭で評判を呼んだが、大方の予想を裏切って無冠に終わった作品で、今回は逆にカンヌのパルムドールに輝いたケン・ローチ監督作「わたしは、ダニエル・ブレイク」を破って栄冠に輝いた。

 なお、29回のヨーロッパ映画賞の歴史の中で、女性監督が作品賞を受賞したのは本作が初だという。「Toni Erdmann(原題)」はアカデミー賞外国語映画賞のドイツ代表で、これまでの賞レースを見るかぎり、最有力候補の1作となっている。

 主な受賞結果は以下の通り。

▽ヨーロッパ作品賞 「Toni Erdmann(原題)」(ドイツ)
▽監督賞 マーレン・アーデ「Toni Erdmann(原題)」
▽脚本賞 マーレン・アーデ「Toni Erdmann(原題)」
▽男優賞 ペーター・ジモニシェック「Toni Erdmann(原題)」
▽女優賞 ザンドラ・ヒュラー「Toni Erdmann(原題)」