11日、韓国・SBSテレビの時事番組「それが知りたい」で、韓国で進められている旅客船セウォル号の船体引き揚げ作業をめぐりある疑惑が提起された。資料写真。

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2016年12月11日、韓国・SBSテレビの時事番組「それが知りたい」で、韓国で進められている旅客船セウォル号の船体引き揚げ作業をめぐりある疑惑が提起された。

10日放送された番組のテーマは、14年4月に沈没したセウォル号の貨物室の謎について。番組によると、引き揚げを担当する中国企業は当初「船体を破損することなく、2個程度の穴を開けるのみで引き揚げる」としていたが、実際にはすでに130個余りの穴が船体に開けられているという。これには専門家も「バージ船での引き揚げには30以上の穴は不要。なぜこれほど多くの穴が開けられたのか」と首をかしげる。

開けられた穴は貨物室付近に集中しており、大きなものでは幅1メートルほどという。これについて番組は「貨物室に積んであった何かを取り出すには十分な大きさだ」とした。また「貨物室に近づけないようにされた」との韓国人ダイバーの証言や、犠牲者遺族らなどでつくるセウォル号家族協議会による「中国人ダイバーは昼でもできる作業をいつも夜に行っている」との指摘も放送された。

番組は韓国で大きな話題となり、ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「セウォル号の貨物室…怖い」
「鳥肌が立った」
「セウォル号に関係した人たちがどうか天罰を受けますように」
「中国企業が引き揚げに選ばれたこと自体がそもそも怪しい」

「朴槿恵(パク・クネ)よ、いったい何をやらかしたんだ?」
「それまできちんと動いていた防犯カメラが事故の時点から消えたこともおかしい。韓国はミステリー国家だ」
「何かを隠していることは明らか」

「崔順実(チェ・スンシル)事件の終着駅はここか。時間が解決してくれるだろう」
「これだから政府は信用できない」
「証拠隠滅のための荷物取り出しにあれだけの大金を使ったのか。狂ってる」(翻訳・編集/吉金)