国連安保理の新たな北朝鮮制裁決議案の採択に伴い、中国は北朝鮮からの石炭輸入を一時中止したことが明らかになった。

中国の商務省は10日午前、ホームページで、安保理決議2321号の履行のために、対外貿易法に基づき、11日から今月末まで、北朝鮮産の石炭の輸入を一時的に停止すると発表した。

しかし、公告の失効日以前に輸送を開始したものや、中国の税関に到着したものは、例外とするとしている。

安保理の決議は、北朝鮮の今年末までの石炭輸出額が5500万ドル(約63億2000万円)または100万トンを超えてはならないとしており、来年からの輸出も4億90万ドル(約460億8000万円)または750万トンのどちらか低い方を上限とすることにしている。

上限を超えた場合、国連は加盟国に対して北朝鮮産石炭の輸入の中止を指示することになる。

これに伴い、来年以降の石炭輸出額は2015年と比べて約6割減少し、北朝鮮が石炭輸出で得る収入は年間7億ドル(約804億6000万円)ほど減少すると見られる。