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初めての出産は誰にとっても未知の体験となるだけに、さまざまな苦労が伴う。一方で2回目以降の出産は、「肉体的にも精神的にもだいぶ楽になるのでは」と考えがちだが、実際はどうだろうか。今回は子どものいる既婚女性のマイナビニュース会員300人に、「初産に比べて第二子以後の分娩は楽でしたか」を聞いてみた。

Q.初産に比べて第二子以後の分娩は楽でしたか

はい 62.0%
いいえ 38.0%

Q.そう感じた理由・エピソードを教えてください

○■「はい」の理由・エピソード

○■時間がかからなかった/スムーズだった

・「陣痛を我慢する時間が非常に短い。病室から陣痛室に入らず、すぐ分娩室に移動して、すぐ力んでくださいと言われ、1回で出産となった」(48歳/栃木県/医療用機器・医療関連/その他技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「実際に陣痛があってから出産までに要した時間が、初産の時の半分ぐらいだった」(64歳/滋賀県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「27時間が14時間になったので、他に比べれば難産でも、自分にとってはソコソコ楽でした」(45歳/青森県/その他/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「アッと言う間に出産。産後数分後には自販機にジュース買いに歩き回り、廊下で看護師さんに驚かれた」(47歳/東京都/百貨店/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「主に陣痛から時間がすごく短くなったので、とても楽でした。上の子は14時間で、下の子は6時間しかかかりませんでした」(20歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/求職中・無職)
・「下の子は胎教をしていたこともあり、『もう出てきていいよ! 』との声かけに、私のいきみとは関係なく、赤ちゃんが自分の力でスルッと出てきました。上の子で産道ができていたせいもあるかと思いますが」(54歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「分娩台が進歩していたこともありますが……上の子の時は半日ベッドで待機(モニターつけて)でしたが、下の子は、夜、目が覚めたら10分間隔の陣痛。あわてて病院に駆け込み、前処置なくそのまま出産。病院が近かったのと、夜間に関わらず医師を含め全てのスタッフが待機していたので安心できました」(50歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「入院から15分程度で出産した」(38歳/埼玉県/農業協同組合/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

○■既に経験をしているので、要領が分かっていた

・「いきみ方が分かっていたので、上手に(?)できたと思う」(47歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/その他)
・「やはり経験があったから、病院へ行くタイミングも自分で分かって、気持ちの上で余裕があった」(61歳/京都府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「実際には同じような現象だったと思います。しかし経験をしていますので、『余裕を持って』臨めました」(35歳/東京都/その他/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「やはり経験は大きい。陣痛の間隔を夫に手伝ってもらって測り、いよいよという時を見計らって、病院に行けた」(60歳/北海道/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「陣痛がどう来るか、どう耐えればいいかなど、ある程度自分で予想がついたから」(75歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「実際に上の子は難産で下の子は安産だったということを差し引いても、知識としては知ってても、実際には何がどうなのかよく分からない初産より、『この痛みはいつか終わる』ことも、産み出す時の要領(?)みたいなのも分かっていた分、ふたり目の方が気持ちは楽でした」(51歳/長崎県/その他/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

○■初産と比べると楽に感じた

・「初産は双子で、2回目はひとりだったので」(50歳/山梨県/フードビジネ/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「ひとり目の分娩は、こんな大変な人はめったにいない難産と太鼓判を押された。それに比べれば、まだ楽な方だった」(54歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「第一子は予定日がきても陣痛がこなくて、10日過ぎて入院。促進剤を使用したがうまくいかず、結局帝王切開となった」(50歳/東京都/サービス/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

○■無痛分娩/帝王切開にした

・「最初から帝王切開と決まっていたから」(36歳/広島県/その他/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「ひとり目は自然分娩でしたが、うむ時に膣(ちつ)が裂けてしまって大量出血して死にかけた。1カ月以上入院したふたり目は帝王切開で、切るのは痛かったがまだひとり目よりはマシだった」(45歳/滋賀県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

○■その他

・「いずれも安産だったので」(43歳/京都府/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「ふたり目は子宮の戻りも早く、体力の回復も早かったように思います」(55歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/その他)
・「初産も楽だったので」(41歳/群馬県/繊維/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

○■「いいえ」の理由・エピソード

○■第一子の時より難産だった

・「第一子の時の方が、分娩台に上がってからの時間が短かった。痛みとかは同じ。私の場合、とにかく第一子が超安産だったので」(44歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ふたり目の子どもの時の方が出産に時間がかかり、出血も多く、輸血寸前だった」(41歳/佐賀県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ひとり目は普通の出産だったのですが、ふたり目は7カ月半で早産となり、902gという、大変な出産となってしまいました」(51歳/兵庫県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「第一子の時よりも出血が多く、子宮内反症という深刻な状態になった」(40歳/埼玉県/インターネット関連/クリエイティブ関連/個人事業主・会社役員)
・「第二子は破水して予定日よりも1カ月近く早く生まれたが、陣痛促進剤の効き目が遅くて時間がかかった」(51歳/大阪府/フードビジネス/販売・サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「逆さ子だった上に妊娠中毒症になり、揚げ句の果てに帝王切開術での出産で大変でした」(53歳/山形県/フードビジネス/営業関連/会社員・公務員・団体職員)

○■毎回、出産は同じように大変

・「時間は短かったが、大変さは変わらない」(55歳/北海道/公益・特殊・独立行政法人/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「何度経験してもしんどい」(79歳/茨城県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「どちらも気絶して、看護師さんにビンタで起こされました」(50歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「楽だろうと、たかをくくっていたら、すごく痛くて大変だった」(43歳/静岡県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「初産、2回目、3回目……という回数に関係なく、お産は一人ひとり違うもので楽になることはない。未知の痛みと知ってる痛みとでは恐怖感も違っていて、初めての時より痛かった」(52歳/兵庫県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

○■帝王切開など、分娩方法が異なっていた

・「ふたり目の時は微弱陣痛で促進剤を使用したので、いきむ余裕もなくわけ分からないままの出産でした」(43歳/福島県/化粧品・医薬品/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「早産で緊急帝王切開。精神的に大変だった」(30歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「第一子は自然分娩で第二子は予定帝王切開で、出産方法が異なったので1回目とは違う痛みがあった」(28歳/長野県/銀行/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

○■痛みや辛さに慣れない

・「2回目でも痛いものは痛いし、楽ではありませんでした」(40歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「痛いことには変わりないし、必死だったので違いを覚えていない(分からない)」(45歳/沖縄県/フードビジネス/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「後陣痛が辛かった。どちらも帝王切開だったので、術後の辛さを知っている分、余計にしんどかった」(33歳/大阪府/輸送用機器/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

○■その他

・「2番目の息子の出産時、10分間隔の陣痛が来ていたのに、『長男が下痢嘔吐になったから行けなくなった』と実家の親から連絡が来た途端に間隔が30分以上になり、振り出しに戻ってしまい時間がかかった」(49歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/フリーター)
・「第二子は第一子の時の半分の時間でしたが 第三子は初産と同じく30時間以上でした」(60歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「子どもの大きさが下の子になるにつれ少しずつ増えたせいか、時間が掛かったような気がします」(62歳/北海道/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ふたり目の時は早く分娩台に乗りすぎて、なかなかうまれなかったから」(34歳/愛知県/農林・水産/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)

総評
マイナビニュースの既婚女性会員に対して「初産に比べて第二子以後の分娩は楽でしたか」と聞いたところ、「はい」は62.0%、「いいえ」は38.0%で、全体の6割以上が「楽だった」と回答した。「はい」とする理由としては、「時間がかからなかった/スムーズだった」が最多で55.9%、続いて「既に経験をしているので、要領がわかっていた」が25.3%、3位「初産と比べると楽に感じた」は4.3%だった。

「初産に比べて第二子以後の分娩は楽だった」とする理由としては、「時間がかからなかった/スムーズだった」が過半数を占めている。「分娩室に入ってすぐ出た」「産道が広いせいか、短い時間でできた」「超スピード出産で、陣痛も30分と短かったです」など、やはり、経産婦ならではのお産の軽さというのはあるようだ。

「既に経験をしているので、要領がわかっていた」という意見も多い。「陣痛の痛みや産後の痛みも思い出したから」「一度経験してるから、陣痛がきてからお産までの時間が大体把握できた」「気持ちに余裕があったからです」など、道筋を理解していることで生まれる心の余裕が、大きく役に立っている様子がうかがえる。

3位「初産と比べると楽に感じた」では、初産が難産だったが故に、比べると2回目以降が楽に感じた、というコメントが寄せられている。4位「無痛分娩/帝王切開にした」では特に、2回目は「無痛分娩」を選んだという声が目立った。初産の時の痛みに懲りた、ということだろうか。その他の意見では、「初産も2回目も楽だった」という、いささかうらやましい人もいた。

「いいえ」という理由では、「第一子の時より難産だった」が18.4%で最多に。2位は「毎回、出産は同じように大変」が15.8%、3位は「帝王切開など、分娩方法が異なっていた」で12.3%となった。

「第一子の時より難産だった」という声が多かった。「陣痛がひとり目よりも長く続いた」「出血から始まり、途中で破水したので楽な姿勢が取れず、うむ瞬間も痛かった」「うめばうむほど、後陣痛が痛くて痛くて。陣痛より苦しかった」など、そのケースはさまざまではあるものの、ひとり目よりも、うむのに苦労したという意見が寄せられている。

続く「毎回、出産は同じように大変」では、そもそも出産はとても大変な仕事であり、その辛さには違いはない、という意見が寄せられている。3位「帝王切開など、分娩方法が異なっていた」では、初産時とは違い、帝王切開をしたため、術後の痛みが大きかったという声が目立った。「痛みや辛さに慣れない」では、「ひとり目の痛みや恐怖がよみがえり身構えてしまい、楽には感じられなかった」というように、初産の時に痛みを経験してしまったが故に、それがむしろ恐怖心につながってしまったという意見が印象的だった。

今回のアンケートでは、全体の6割以上が「初産に比べて第二子以後の分娩は楽だった」と回答しており、やはり初産の時の経験により大きな自信や安心感を得ている人が多い結果となった。また、産道が広がったことにより、物理的にも安産となったケースも見られた。

一方で、「第二子以後の分娩も大変だった」する声も4割弱あり、一度の出産の経験が必ずしも、2回目以降に生きるわけではないという実態もうかがえた。特に難産や、あるいは出産時に思わぬアクシデントに見舞われる可能性は常にある。本人のみならず周りの人たちも、「初産ではないから安心」などと決して油断せずに、注意深く妊娠生活を見守りたいものだ。

調査時期: 2016年10月26日〜2016年11月4日
調査対象: マイナビニュース会員(既婚女性限定)
調査数: 300人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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