白石あさえの目指せコースデビュー! 
連載●第36回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

■ヘッドを走らせて、砂を爆発させる

内藤雄士コーチ:以下内藤 前回のレッスンからバンカーショットに入りましたが、砂を飛ばす感覚は掴めましたか?

白石あさえ:以下白石 まだ、うまくできているかどうか、自分ではわからないですね。

内藤:前回はボールを使わずに練習しましたが、今回は実際にボールを打ってみましょう。バンカーショットは、アマチュアにとっては最大の難関。とにかく1発で出すことを目指しましょう。

白石:わかりました。ボールを直接打っちゃダメなんですよね。

内藤:ダメというわけではないですが、手前の砂にヘッドを落として、砂を爆発させてボールを飛ばすショットが基本になります。それをエクスプロージョンショットと言います。まずはその打ち方から覚えていきましょう。

白石:砂を飛ばすつもりで打ってみましたが、全然ボールが飛ばないのはなぜですか?

内藤:白石さんは砂を飛ばすというよりも、強く打ち込もうとしすぎています。バンカーショットも他のショットと同じように、しっかり振り切ることが重要になります。打ち込んで終わりではなく、振り切ること。それで砂を飛ばせるようになるはずです。

白石:結構、力がいるショットなんですね。

内藤:確かに砂の抵抗が大きいので、振り抜きにくいと思いますが、だからといって腕に力を入れてしまうと逆に振り切れなくなります。こんな状況の時こそ、ヘッドの重さを利用して上から下にヘッドを落とす意識を持ちましょう。重力を利用すれば、筋力がなくてもバンカーは克服することができます。

白石:なるほど打ち込んで終わりじゃダメなんですね。あと直すべきポイントはありますか?

内藤:打ち込む意識が強かったせいか、ハンドファーストになりすぎて、ヘッドが走らない形になっています。もっと体の正面でインパクトするイメージを持ちましょう。さらに言えば、ハンドファーストとは逆にハンドレートになるつもりで、振ってみてください。

白石:ヘッドを先に出すとどんなメリットがあるんですか?

内藤:ヘッドが先に出るとバンス(クラブのソール部分)から砂に落ちるので、砂が爆発しやすくなります。

白石:とにかく1発で出せるように頑張って練習します!

●力に頼らず、しっかり「振り切る」ことを身につけて

手元よりもヘッドが先に出る(ハンドレートになる)ようにレッスンを受ける。ヘッドが先行することでバンスが使えるようになる。

クラブを高い位置まで振り上げて重力を利用して、クラブを振り落とす。筋力に頼らなくてもバンカーは克服できる。

打ち込んで終わりというスイングになっているので、ボールが飛ばない。打ち込むだけではなく、砂を爆発させて飛ばさなければならない。

砂の抵抗があると、どうしても強く打ち込むことに意識がいってしまいがち。バンカーのボールを出すには、力むのではなく、しっかり振り切ることを徹底して。
(つづく)

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato