「おまえはブサイクだ〜!」と、ファンにブサイク通告をする生ハムと焼うどん

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20年に及ぶ芸人活動に終止符を打ち、現在はラジオパーソナリティーや数多くの舞台演出・脚本など多岐にわたって活躍中のマンボウやしろが、東京・神保町花月にて自身初の著書となる「ブサイク解放宣言〜見た目にとらわれない生き方のススメ」の出版記念イベントを行った。

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かねてより親交のある生ハムと焼うどん・西井万理那をゲストに迎え、開演前に2人が来場客の「ブサイク&ブス判定」を実施。イケメン・美女と判定されてしまうとイベント冒頭に入場できないという、他に類を見ない「ブサイク&ブス限定イベント」を開催した。

本作は“ブサイクのプロ”であるマンボウやしろだからこそ書ける見た目コンプレックスからの脱却方法が描かれている、ある意味自己啓発本。「ブサイクがしてはいけない8つのこと」「ブサイクはこんな女を狙え!」「ブサイクが愛を語れ!」「ブサイクであるからこそ!」など、ブサイクがブサイクでいるために、そしてブサイクとして生きていくために必要なことが描かれている。

RADWIMPSの「前前前世」が流れる中、登場したマンボウやしろ。開口一番「前前前世からブサイクブスの皆様、ようこそいらっしゃいました! このイベントをやるに当たって、会社の方から『本当にこれでいいのか?』と何度も確認がありました。『日本は先進国だと分かっていますか?』と言われたので、分かっていますと。

応募はネットの方でまあ150通以上きたんですけど、こういうイベントって150とか200くらいだったら半分もきません、そういうものですって言っていたんですが、ほぼ100%の出席率でした」と、驚きと共に感謝を込めてファンにあいさつした。

今回はブサイク・ブス限定イベントということで「いつもは肩身の狭い思いをしているわれわれですが、今日はリラックスしてくれ! ブサイクとブスしかいないんですから! そろそろ顔面至上主義もいよいよ終わらせるときなんじゃないかと思ってブサイク解放主義を書いたんですよ! 言い方を変えれば、和製トランプみたいなものですよ。ずっと僕らは損してきたんだ!」と観客をあおった。

さらにマンボウやしろは「いろんなタレントの方が本を出しています。でも、実際書いているか!? どこまで書いているか知りません、個人がどこまでやっているのかなんて。取材形式でライターさんが書いてくれる本もありますから。でも、これはですね、ちゃんと書きました。なぜかと言うとですね、第1章、第2章は世の中のイケメンだったり、ブサイクだったりいろんな方が手に取ると思いまして、下手に出ています。そういう文体で書いています。第3章から口調が変わりまして、第4章からは完全に啓発本になっています。そういう文体のグラデーションを作りたくて自分で描きました。

本当に心底ですね。若い方、結婚している方は別化もしれませんけど、していない方々は、若い人たちが付き合わないとか結婚は面倒くさいとかよくニュースで耳にします。それはですね、やっぱりブサイクとかブスで弊害を受けてきたこともあると思います。ブサイクだから、ブスだからって誰にも遠慮する必要はないんですよ。むしろ世の中の変えるパワーがあるんです。それがここに書いてあります!」と、アピールし、観客から大歓声を浴びていた。

また、受付でブサイク・ブス判定をされたことに傷ついた観客を挙手させたマンボウやしろ。手を挙げた男性に「胸を張ってブサイクに生きようよ! 僕は何度でもあなたに言いますよ! おまえはブサイクだ!」と荒療治的にブサイクを認めさせ、周囲の爆笑を誘った。

そしてやしろは次に受付で傷ついたという男性を立たせると、満を持して生うどん・西井を呼び出す。西井は「出ていいの?」とうれしそうな笑顔でさっそうに登場するや、立たされた顔見知りのファンに対し「ちょっと、彼は自分のこと格好いいと思っているの」と毒を吐き、やしろも「これはよくない。本でもタイプ別に分けているんだけど、もうそれはNON STYLE・井上(裕介)の部類ね。1番よくない!」とバッサリ切り、笑いを誘う。

その後、その彼に対して「ブサイク!」と話すことになり、西井は「オタク(ファン)にはあんまりブスとかって言わないの。言うの?」と最初戸惑いつつも、「じゃあ言うわ。うん、今言うね! おまえはブサイクだ〜!」と指をさして宣告し、大きな歓声が上がった。

あらためて、異様なこの現場について西井は「宗教みたいだね」とニヤリとしつつも、「でもいいイベントだと思う。面白いよね、このイベント! 神イベだべ! いい発想力してる」と上から目線でやしろをたたえると、やしろは「ありがとうございます! 倍以上年違うけどね…(笑)」と深々と頭を下げた。

西井のビジュアルについて、やしろは「西ハムはかわいいからね! 向こうの国(美男美女)からこっちの国(ブサイク・ブス)にたまたま来た。本来は入れないんだよ!」と称賛すると、西井は「私、ブスだから呼ばれたのかと思った」と謙遜。すぐに「いや、ブスだからじゃないよ!」とやしろがフォローすると、西井は「まあね」とあっさり認め、観客は大盛り上がり。

さらに、自分をブサイクではないと信じる(?)通称“ハリー・ポッター”にも「おまえはブサイクだ!」と言うようにやしろから伝えられると、西井は「えー!? 彼にも言うの〜!? だった、彼ね、いつもLIZ LISAを買ってくれるの。高い服! 高い服を買ってくれるの。あ…、だからじゃないけど(笑)」と笑顔を見せる。

するとやしろは「ファンの人ってそうなの?」と聞くと、西井は「私、欲しいものをTwitterで写真上げてるの。みんな見ているでしょ?(笑)」と悪魔のほほ笑みを浮かべ、やしろは「まさにこれですよ! かわいい人に僕たちがお金を使うという間違った構図! そうですよ。世界をひっくり返して、美人とかイケメンが僕たちにお金を使う世界に変えてやりましょうよ!」と、力強く語ると、西井は「ないない!」とバッサリ切り捨てた。

観客のどんどん上がるボルテージに、やしろは一同で“ブサイクコール”をすることに。声が小さい観客を「ブサイクがたりねーよ!」などとあおり、会場が一体となってブサイクコールを繰り広げた。

最後に、ギャラが出ることにビックリしていた西井は「楽しかったですすごく! 空間がすごくすてきな空間でした。あまりないような…。バイバーイ!」と満足そうに振り返り会場を後にし、やしろは「世界に先駆けてブサイク解放宣言の旗を揚げました。マンボウやしろでした!」と、締めくくった。