9日、米華字メディア・多維網は記事「トランプ次期大統領の国務長官人事、台湾をカードに南シナ海問題で中国に譲歩迫る」を掲載した。次期国務長官候補に上がっているジョン・ボルトン元米国連大使がトランプ外交を予測した。写真は台湾の歴代総統。

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2016年12月9日、米華字メディア・多維網は記事「トランプ次期大統領の国務長官人事、台湾をカードに南シナ海問題で中国に譲歩迫る」を掲載した。

ロイター通信は9日、次期国務長官候補に上がっているジョン・ボルトン元米国連大使のインタビューを掲載した。台湾の蔡英文総統と電話会談した問題について、ボルトン氏は「従来とは異なり、トランプ新政権では貿易問題や南シナ海問題でより強硬姿勢を示すとのシグナルだ」と分析した。

強硬姿勢がどのような影響を与えるのか、トランプ次期大統領は中国との対話を継続する意志があるのかについて注目されるが、ボルトン氏は「台湾との関係をカードとして、南シナ海における中国の行動をけん制することができる。また北朝鮮問題についても中国は大きな役割を主張しているが、実際にはたいしたことをやっていない」と発言し、台湾との関係強化が中国に圧力をかけるカードとして機能するとの見方を示した。ボルトン氏は先日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに寄稿し、台湾問題で中国に圧力をかけ、東北アジアにおける領土問題で譲歩を引き出すべきだと主張していた。(翻訳・編集/増田聡太郎)